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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

日本人は大好き!新型ルノー・カングーのリッチ化、ここがこう変わる。

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

国産ミニバンよりスタイリッシュ? 先行受注スタート、間もなく。

仏ルノーのMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)、第三世代のカングーが間もなく発売になります。本国発売から約1年半近くを経過し日本デビューとなる予定ですが、リアルな噂ではお披露目が10月16日開催のオーナーズイベント『ルノーカングージャンボリー2022』(場所:山中湖交流プラザ きらら)とか。

正式発売日は11月ともいわれますが、昨今の情勢を考慮すれば、事前予約枠を引き当てたいところです。新型とはいえ、日本導入モデルは生産開始から2年目のモデルですし、生産初期の不具合も改善されていることが予想されます。大変不幸なことですが現車を見てから決断すると納期はドンドン後ろに……。誰がこんな時代を予想できたでしょうか。

日本でのカングー人気はルノー自身も驚くところであり、世代毎にサイズアップしたとはいえ、ファッション性と実用性をこれほど兼ね備えたクルマはありません。初代モデルは商用バンに端を発し、その利便性に目を付けたユーザーが徐々に増えガジェット的人気車に。ご当地アイドルが異国で大ブレークした感じでしょうか。

1997年のデビュー以来この新型で第三世代となるカングーですが、サイズアップしたボディがもたらす実用性・利便性はいうまでもなく、より乗用車的快適性を向上させ大きな進化を遂げています。プラットフォームは刷新され日産とのアライアンスにより開発したCMF-C/Dを採用。防音材や断熱材を大幅に追加し、また、ガラス類も1割強分厚くなっているのです。

現時点で日本導入モデルの詳細は明らかにされていませんが、本国では最高出力100psと130psの1.3L直4ガソリンターボ、最高出力95psと115psの1.5L直4ディーゼルターボをラインナップ。トランスミッションは6速MTと7速EDCが組み合わされます。それでは欧州仕様のディメンションを確認しましょう。

【新型ルノー・カングー】
ボディサイズ:全長4486×全幅1919×全高1838mm、
ホイールベース:2716mm
最低地上高:164㎜
※日本仕様のパワーユニットは未定

先代カングーのボディサイズ(日本仕様)は全長4280×全幅1830×全高1810mmでホイールベースが2700mmです。比較すると新型は全長∔206mm、全幅∔89mm、全高∔28mm、ホイールベース∔16mmですから、かなりワイドに大変身。カングーの大きさはかなり議論を呼ぶところですが、それだけライフスタイルが変化しているともいえます。

本国での車両価格は3万ユーロ前後の価格帯なので、先代を思えば絶対的金額は上昇しています。しかし、この新型はプラットフォームを刷新し、また、商用バンと乗用タイプのパーソナルカーをしっかり作り分けることで先代では搭載できなかった高度な安全装備を採用。無論、イマドキ必須なコネクト技術も網羅。クルマの完成度が高まれば新規顧客も開拓できます。

こうなると新型カングーの直接ライバルはプジョー・リフターとシトロエン・ベルランゴになるでしょうか。こちらもザックリ検証しましょう。



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