独走ネオ・ラグジュアリー。A45の復活もあります!
メルセデス・ベンツのエントリーモデルである新型Aクラスが発表されました。日本でも早ければ年内に受注開始がアナウンスされるかもしれません。現行モデルのハッチバックW177型(セダンはV177型)は2018年にデビュー。日本では同年10月から発売開始されました。今回の新型はエクステリアをアップデートしたマイナーチェンジモデルですが、パワーユニットもアップデートされたので順を追ってご紹介しましょう。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/1200m/img_b8b7c673377514871f6775a465456f6d71528.jpg)
まず、同ブランド内でのポジションから。Aクラスは間口の広いモデルですので日本市場での最量販モデルといって過言ではありません。2019年こそCクラスに敗れ2位となりましたが1万1197台を売り上げています。翌2020年は1万167台を売り上げ一番売れたメルセデス・ベンツに輝きます。ところが、withコロナの2021年は同ブランド1位となりながらも5990台と低迷。減産の影響もあるのでしょうが、その数字を一気に落してしまいました。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/4/0/1200m/img_40091a5cf289b49a00dde4c20eae6254100064.jpg)
デビューから3年を経過したタイミングでのマイナーチェンジはこの業界のお約束。フロントセクションは”シャークノーズ”に刷新され新世代メルセデス顔に。リアバンパーにデフューザー形状を採用したことと相まって、AMGですか? ってほど精悍な印象に生まれ変わりました。コレなら再び勢いを得て躍進することが期待されます。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/6/9/1200m/img_697a1a4ccb8c5822ab643697a9a82b1879993.jpg)
日本導入モデル数と本国のラインナップ数には開きがあり、すべてのAクラスが輸入されるわけではありませんが、次期モデルも現行ラインナップを踏襲することを前提に情報を精査します。
新型Aクラスのパワーユニットはガソリンエンジンがひとつのトピックです。1.4Lエンジンはすべて48Vマイルドハイブリッド(ベルト式)となりプチ電動化。モーターの出力は+10kW(14hp)と少なく感じるかもしれませんが、低負荷での巡行時はエンジンオフで走れてしまうそうです。コレをメルセデス流にいうと“セーリング”状態というのだとか。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/9/5/1200m/img_95bffd1cf740503fa633e04a5892245363373.jpg)
現行型では受注生産車扱いであるプラグインハイブリッドのA250eは、モーター出力が+5kWと向上したのにもかかわらず、バッテリーのアップデート効果もあり、航続距離が延びて最大で80kmを超えるデータを得ているそうです。なお、2.0L直4ディーゼルはスペック上の変更はありません。