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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

タフな時代にうってつけ。いま買うべきクロスカントリー系SUVはランドクルーザー・プラドだ!

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

ランクル譲りの骨太設計。新車がイチバンお得なんです

2022年8月1日。トヨタのクロスカントリー系SUVのランドクルーザープラド(以下、プラド)に特別仕様車『TX“Lパッケージ・Matt Black Edition”』が追加されました。コレをトヨタ流にいうと「マットブラック加飾の特別仕様車」となりますが、要するに外装樹脂パーツをマットブラックカラーで仕上げたドレスアップ仕様車ってこと。確かに樹脂パーツはアクセントになるので精悍な印象になります(ボディカラーはブラックとホワイトパールクリスタルシャインの2色)。

今回のアナウンスに技術的な内容はなく、いま売っている新車は2021年6月1日に発表・発売された一部改良モデルという解釈でよさそう。昨年はこのタイミングでランドクルーザー生誕70周年を記念した特別仕様車『TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”』を投入。ちなみに改良ポイントは、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ静止物対応)を標準化。19インチの大径アルミホイールも意匠変更されました。

さらに時系列をさかのぼると、現行型150系プラドの分岐点は2020年8月3日のディーゼルエンジンの出力向上と安全装備の充実です。プラドのディーゼルエンジンは過給機付きのターボエンジンですが、このタイミングでターボチャージャーの容量を上げ、最高出力が27psアップの204psに向上。

安全装備ではセンシング技術を向上させ、夜間の歩行者や昼間の自転車検出が可能となるほか、ヨーアシスト機能付きの車線逸脱防止警告、ロードサインアシスト、先行車発進告知機能を追加。街乗りでの利便性・安全性を高めています。

一部の機能的装備品を除きエクステリアデザインに限定していえば、2017年9月12日に行われたマイナーチェンジが節目となります。つまり現在を起点とすればココまでが5年落ち中古車相場分岐点となるでしょうか。また、2015年6月17日の一部改良モデルからトランスミッションが全車6ATに変更されましたので覚えておいてください。

ちなみに現行型プラドは4代目モデルとして2009年9月14日に日本デビュー。2013年9月10日に初回マイナーチェンジを行い現在に至ります。画像ギャラリー内に150系のアーカイブを収めましたので是非ともご覧ください。

さて、現在のプラドのポジションですが、オートキャンプを楽しむカジュアルなアウトドア派からバスボートを牽引するヘビーユーザーまで、じつに多くの趣味人に愛される1台となっています。構造的には基本骨格にラダーフレームを採用しますので、作りそのものはとにかくタフなクルマです。外観もあまり変わらず古さを感じさせないところも魅力でしょうか。

簡易的ですがバイヤーズガイドを兼ねて基本スペックから見ていきましょう。



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