たかがタオルにまでエルメス? と思う方もいるでしょうが、一度その味をおぼえてしまうと手放せなくなるのです。
生産は、高品質で有名なベルギー製ですし、洗濯に対する耐久性もあって劣化にも強いので、決して安くはありませんが、高すぎるとは思わない。
国産のタオルでもいいものを選ぶと それなりの価格ですし、エルメスという企業に少しでもお金を落とすことで、今後もより素晴らしいものを世に送り出してくれるとあれば、まったく惜しさはありませんかね。
何より、使ってるだけで気分も上がりますし、日々の喧騒を忘却の彼方に葬り去るには、このくらい非現実的な贅沢も必要なんだと思います(笑)。
外に持ち出せないくらいに使い込んだ後も、室内での"ひざ掛け"、枕にかけての"よだれ掛け"としても使えそうだから、おそらく減価償却は可能。
ただ、まぁ露骨にエルメスって分かるデザインでもないし、人が使ってるタオルを盗るようなことはないんでしょうが、ボケーっと浮かれてる間に持ち去られてしまわないかは若干心配…。
そんなこと気にするような貧乏性なヤツは使うなって話かもですね。
Photo:Riki Kashiwabara
Text:Ryutaro Yanaka
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