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LIFESTYLE うつわのことを教えて、ひさこ先生!

ひさこ先生に訊く! 異色の陶芸作家 野口寛斉さんの魅力って?

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次の拠点は?

FORZA:八ヶ岳を選んだとき、家族の意見って?

野口寛斉:奥さんは行きたがらなかったです。寒いの嫌だし。ただ、ずっとお互い家は欲しかったので、見に行ったら直感的に良いと思ったのか、納得してくれました。

ひさこ先生:八ヶ岳にあるのは、何窯ですか?

野口寛斉:灯油窯で、使えるなら使おうかと思っています。

ひさこ先生:灯油窯を使った経験は?

野口寛斉:ないです。電気窯と、薪窯を手伝ったくらいです。でも、経験がないし、電気と違って火なので楽しみではあります。

ひさこ先生:今後、新しく挑戦してみたいことなど、ありますか?

野口寛斉:絵を描いてみたいです。陶芸ってどうしても職人脳になってくるので、そうじゃない脳の使い方を求めるんだと思います。たぶん。

FORZA:陶芸してるときとは、頭の動きが異なりますか?

野口寛斉:違いますね。絵はめちゃくちゃ疲れます。絵を習ったことがないので、初歩の初歩からのスタートなので、その時点で既に疲れて、上手くいかなくて疲れて。ただ、偶然性というか瞬間で描いています。あまりに上手くいかないので、もう辞めようと思ったりも…。

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ひさこ先生:今後、海外に拠点を置きたいなんて希望もあるんですか? それとも作るのは日本で、売り先が海外?

野口寛斉:可能であれば、制作は2拠点にしたいです。日本でも海外でも作る。日本で作ったものを海外の方に売ったり、海外で作ったものを逆輸入のようなかたちで日本で売れたら良いですね。良いものを作れる場所を探し求めたいですね。

ひさこ先生:現実は別として、ぼんやりとでも希望の地はありますか? 

野口寛斉:友人はシアトルにいて、"ここでやったら?"なんて言われたことがあるので、その風景が浮かびますが、特定の地はまだないですね…。

FORZA:HPにある5行くらいのプロフィールの奥に、こんな波瀾万丈な歴史があったなんて驚きでした。

野口寛斉:でも、音楽をやってきて良かったし、生まれ変わることがあったらもう一度ミュージシャンになりたいとは思ってます。

本当に音楽をやってきて良かったですし、10数年やってきた音楽人生は陶芸をやるための時間だったとも思えます。音楽をやってなかったら間違いなくこういう作品にはなっていないと思います。



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