さて、今回の本題は新型RX続報というより、むしろココからです。個人的妄想はこの新型RXが新型クラウン&クラウン・クロス(仮)のたたき台になっていると思うからです。開発時期を考慮すれば同時進行といって過言ではないでしょう。
新型クラウンがFFベースであることは事実上に公になっていることですが、GA-Kプラットフォームをアップグレードしてきたからには相応に理由はあると思います。
RX500hのパワーユニットは従来型クラウンのV6搭載車や走りのRSの穴を補完できますし、セダンのみならず、このプラットフォームでステーションワゴンやSUVも作れます。従来のセダン型ハイブリッド車を買う客層は車内が広くなるFF化はむしろ大歓迎……というか、そんなこと気にしませんよレベル。
かねてからクラウンにSUVがあるとウワサされる新規モデルを仮にクラウン・クロスと仮定すれば、RX350hに採用される2.5Lエンジンベースのハイブリッドシステムを流用すれば早々に補完できてしまいます。あとはレクサスブランドとの差別化だけ配慮しモデル構成を考えればいいことになります。
GA-KプラットフォームはESも採用しますので、その気になればすべてのパワーユニットを転用可能。なんとなくESの年次改良やマイナーチェンジまで見えてくるのではないでしょうか。不確定要素はもはや世界情勢だけ。まあコレが一番のネックですが、ブツヨクで一喜一憂できる平和を時代を願うばかりであります。
Text:Seiichi Norishige
RANKING
1
2
3
4
5
3
4