ロレックスでは「セラクロム」製のベゼルを2005年より採用しています。「セラクロム」はロレックスが開発、特許を所得したハイセラミック製の素材です。
2005年に登場したGMTマスターⅡ「116718LN」以降に採用された回転ベゼルには、ヨットマスターなど一部のモデルを除いては多くのスポーツモデルで「セラクロム」が採用されています。
セラクロム製のベゼルになったことで、それまで使用されていたアルミニウム製ベゼルの傷や褪色という点が改善されました。
@kitanaka.watchさんの#腕時計魂での投稿より
色焼けや、傷はむしろ味だと考える時計愛好家の方も多く、雰囲気があって素晴らしいのですが、実用時計を哲学に掲げるロレックスは、それらを改善点だと考えたんですね。
「セラクロム」は非常に硬質で、対傷性に優れた素材であるセラクロムのベゼルは現在の最高水準ベゼルとして、現行モデルではサブマリーナーやGMTマスターⅡ、コスモグラフ デイトナなどに採用されています。
「傷に強い」ということは「美しい光沢が持続する」とイコールであり、長く愛用したい高級時計としては嬉しい点ではないでしょうか。太陽からの紫外線などによる褪色に強いというのも安心ですね。
ロレックスは視認性を高めるため、セラクロムベゼルの数字と目盛りには、PVD加工を施し、その上からゴールドあるいはプラチナの薄い層でコーティングすることで、非常に美しく仕上げています。
@gmt2.submarinerさんの#腕時計魂での投稿より
どこまでも実用性にこだわり、長く愛されるものを作り続けるロレックスの哲学は素晴らしいですね。
Text:FORZA STYLE
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