メンズメイク、スキンケア、ファッション、へアスタイルといった「オトナ男子の身だしなみ」をアップデートする動画を配信している、美容系YouTuberの宮永えいとさん。
今回のテーマは「美容室のオーダーポイント4選」。
髪を切ってもらったけれど、どうも自分の理想のヘアスタイルとは程遠い……。そんな経験はありませんか?
ひょっとしたら、それはあなたのオーダーの仕方に問題があるのかも。美容師さんのイメージする髪型と皆さんのイメージする髪型が、一致していなかったのかもしれません。
では、どのようにオーダーを伝えたら理想の髪型に切ってもらえるのでしょうか。切ってもらう前にこれだけは伝えるべきポイントを4つご紹介します!
ぜひ参考にしてみて下さいね!
①前髪をどうするか
いちばん重要なのが、前髪のオーダー。
一口にマッシュ、センターパートと言っても、その種類はさまざま。長さも流し方も、自分の理想のものを正確に伝えないと、想像していたものと程遠いスタイルになってしまうかもしれません。
特にマッシュは、大まかに3つ前髪の流し方があります。
①ほぼ真下に下ろし、少し斜めに流す。
②曲げて、流す。
③分けて、流す。
特に、②の前髪を曲げるタイプの人は、普段前髪を曲げているということと、どこに前髪を置きたいかを正確に伝えないと、いざ自分でスタイリングしたときに長さが足りず、オン眉になるという悲惨なケースが多く見られます。
前髪を置く位置にも伝え方はたくさんあります。
①眉毛が見えるくらい
②眉毛に乗っかるくらい
③目と眉の間くらい
④目に刺さるくらい(目にかかるくらい長めの前髪をオーダーするとき)
前髪をどのように流したいか。流した時にどこに前髪を置きたいか。
この2つのポイントを正確に美容師さんに伝えるようにしましょう!
②顔際の毛を残すか
次に重要になってくるのが、顔際の毛。”触角”とも言いますよね! マッシュスタイルもセンターパートもどちらにも関係してきます。
韓国系ヘアスタイルでは、サイドから前髪が直接繋がっていて顔際の毛がないスタイルもあります。隠れる部分が減るので、顔の印象が強くなります。しかし、こんなに顔を出すのは恥ずかしい……! と抵抗感がある人も多いはず。きちんと美容師さんに伝えることで、切られすぎることはなくなります。伝え方としては、
①頬骨に当たるくらい
②目の下に入るくらい
が一般的ではないでしょうか?
③どれくらい刈り上げるか
そして、特に要注意なのがこの刈り上げ。2ブロックの部分です。2ブロックに関しては、美容師さんによって捉え方がだいぶ異なります。慎重にオーダーするようにしましょう。2ブロックには主に4種類のミリ数があります。
①0㎜(スキンフェード)
②3㎜(若干青いくらい)
③6㎜(いちばんオーソドックス)
④9㎜、ハサミでの刈り上げ(さらにナチュラルに)
僕は2ブロックのオーダーをされたとき、まずは9㎜から始めて、お客様のイメージを聞きながら段階を踏んでさらに短くしていくようにしています。ミリ数はアタッチメントを変えるだけで簡単に直せるものなので、途中でミリ数を変えてもらえるか頼んでも、美容師さんは嫌な顔をしないはずです。
「段階的に刈り上げていってもらえますか?」というオーダー方法がおすすめです。
④ワックスはつけるか
最後に、普段ワックスをつけるのか、ということを美容師さんに伝えましょう。普段はワックスをつけないという人が、ワックスでのセットでキマるヘアスタイルを売りにしている美容室へ行って、美容院帰りはイイ感じだったのに、ワックスをつけないいつもの状態がスカスカで寂しくなってしまった……、なんていう失敗談を聞いたことがあります。
日頃からワックスを使っている人が美容院に行く際は、いつものとおりワックスを付けた状態で行くことをおすすめします。結局シャンプーで落としてしまうため、施術の邪魔になることはありません。むしろ、普段どんなスタイルが好きなのかを美容師さんが目で確認することができるので、ワックスをした状態でお店に向かうことはおすすめです。
いかがでしたか?
せっかくお金を払って綺麗にしてもらうなら、失敗しないに越したことはないですよね。
①前髪
②顔際の毛(触角)
③刈り上げ
④普段のセット
もしも新しい美容室へ行く機会があったら、ぜひこの4点に注意してオーダーをしてみてくださいね!