FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 大人の純喫茶ペペ

【収入格差夫婦】「妻の方が、稼ぐなんて許せない」夫にどう向き合うべき?

夫婦間でも驕りは禁物。謙虚さを忘れないで

★★★

ようこそ お越しくださいました
ここは繁華街にひっそりと佇む

 『純喫茶ぺぺ』


昭和レトロでどこか懐かしさを感じる

恋に迷える大人達のユートピア


ここは純喫茶の雰囲気を大切にしており
一風変わった店主が
お客様をイメージした珈琲カップの代わりに
お悩みにぴったりの「恋のナンバー」を

硬派にお出ししております


刺さりすぎて気絶なさらないよう

お気をつけくださいませ

どうぞ 最後までおくつろぎの上

ゆるりとおたのしみください

純喫茶 ぺぺ

★★★

本日のお客様は、

私たち夫婦は巷でいう「収入格差夫婦」です。

私の収入は夫の収入の2倍です。
私にとって夫の収入は結婚の障壁になりませんでしたが、彼の希望により私の収入を知らせていません。

ですが、家事を全部彼に任せているせいか、彼からの嫉妬も少し感じます。
夫が卑屈にならないために、どのような点に気をつければ良いと思いますか?



──観賞用ようつべ 外資金融(37)

観賞用ようつべ様、ご来店ありがとうございます。

今回のご相談は、奥様の方が旦那様より稼ぐ『収入格差夫婦』というテーマですが、夫婦間での格差って響きが、差別的で得意じゃないの。ごめんなさい(気絶)


。

男女問わず、自分の稼ぎが多いから、パートナーに家事を全て押し付けるのも何だか違うと思います。



何故なら、今の仕事のポジションに就くことも、ご結婚を決められたのも、全部ご自身で決められた事です。

仕事も家庭も、自分で責任取る位の気持ちは、心の片隅にあった方がいいと思うのです。

奥様が立派に稼いでいらっしゃる事に関しては、何も問題無いというか、むしろ、旦那様にとっても大変心強い存在だと思います。

今回問題なのは、「自分より稼いでいる事実」が脅威なのではなく、格差という名の元「無意識に夫を下に見ている、上から目線」だと思います(気絶)
。

この空気感、会社で仕事のデキる新人社員が入ってきた時に似ています。

新参者であるのに関わらず、歳上の上司より新しい技術や流行に強い自負からか、半年も経てば上から物を言い出したり、明らかに態度が大きくなっていたり。

そういう、目に見えない上から目線の空気感って、意外と相手や第三者に伝わってしまうのです。

我々人類、「驕らず・謙虚である」という気持ちは、人間関係を円滑にする上で、普遍的に大切だと思うのです。

現代に限らず、100年以上前にも、こんな言葉が残されていました。

“文ちやんは何時までも今のやうでゐて下さい
 さうすると そのおかげで僕も余程高等になれます”

(大正6(1917)年10月30日、横須賀から)

引用:芥川龍之介『芥川龍之介全集 第七巻』筑摩書房、1965年

これは、平塚らいてうが『青鞜』を刊行した明治45(1912)年以降、才女たちの社会進出が進み、芥川龍之介がのちに妻となる「文ちゃん」(塚本文子)に宛てたラブレターの中の一節です。

「えらい女にならないで欲しい」「そのままでいてくれ」と彼はパートナーに繰り返し懇願するのです(気絶)

結婚相手といっても、赤の他人なのです。

「親しき仲にも礼儀あり」とはいいますが、家庭内であっても、ビジネスシーンであっても、他人に当たり前にならないように、言葉・態度に気をつける事が大切です。

優秀な奥様だからこそ、パートナーが嫌だと思うことは包み隠して、家庭が居心地良い空間であるように、陰の配慮が必要なのだと思うのです。

******

【お答え】

夫婦間であっても、驕らず・謙虚であること

パートナーがいての、今の貴女です
互いに心の気遣いをして 
支え合ってください

******

今回ご紹介するナンバーは、歌手・シンガーソングライターでもある太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」。


「都会に染まっていく男性」と「地元に残り彼を健気に想っている女性」の対話の様な歌詞。

お互いの望む愛の矛先と、二人の心のコントラストが美しく、色んな世代の男女がこの物語に共感すると思います。

名誉やお金など、心にバイヤスがかかるものは抜きにして、「どうか出逢った頃のあなたでいて」という思いを込めて贈ります。

“いいえ あなた 私は
欲しいものはないのよ
ただ都会の絵の具に
染まらないで帰って
染まらないで帰って”


「木綿のハンカチーフ」
歌:太田裕美. 作詞:松本隆. 作曲:筒美京平
参照:『J-lylics.net』

 

お客様、選曲はお口に合いましたでしょうか?


またのご来店、心よりお待ち申し上げております。

純喫茶 ぺぺ

Photos:Yuta Takamatsu, Shuhei Kato
Text:RIKAPEPE(ペペ)
Illustration:Eri Sakai



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