CAR 中年と中古車

空冷ポルシェ911の中古車を一気! ナロー、930ターボ、964ターボ、素の993(MT)まで総ざらい。

若かりし青年があっという間に中年となっているように、かつては高嶺の花だったピッカピカの新車も気がつけば中古車に。あの時は高くて買えなかったけど、今ならイケるかも!? な妄想を抱く二人の中年、中古車野郎Aチームが読者の皆さんに代わってとっておきのクルマを探す企画です

中古車、旧車、ヴィンテージカー、呼び名は数あれど、古い車ということに相違はありません。コロナ禍のなかで、そんな古い車市場が活気を帯びています。とくに、空冷ポルシェ911は高値安定。もう私のような普通の中年では手が届かないものとなってしまいました。

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でも欲しい。その気持ちに嘘をつきたくありません。
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というわけで、オートモビルカウンシル2021で出会った、空冷ポルシェに強いショップ「オートダイレクト」を訪れました。

まず目に入ったのは、シグナルオレンジがまぶしい1971年式の911E。こちらはすでに売約済みということ。お値段1600万円だったとか。

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その隣に鎮座するのは、‟真っ赤なポルシェ”。1974年式のカレラです。ポルシェ911のなかで神格化されている、いわゆるナナサンカレラの翌年に登場したこちらは、パワースペックはナナサンゆずりながら、外観が、米国の連邦自動車安全基準のバンパー強度規定Std215に従った5マイルバンパーの装着により一新されたGシリーズ・ボディをまとっているのが特徴。

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同店代表の角田さんは、ナナヨンカレラはもっと評価されていいモデルだ、と言います。こちらは現在もFor Saleで、お値段3000万円。ちなみにナナサンカレラの相場は5、6000万円だそうです。

さて、東京タワーのふもとにあるオートダイレクトでは、店舗のほかに広大な駐車場で車両を保管しています。今回はそこへも連れて行ってくれました。30台以上が入る地下駐車場をまるごと借りているそうで、セキュリティは万全。紫外線や雨風にさらされることなく、お宝たちが出番を待っています。

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そこにはお宝ポルシェ911がざっくざくと。RMサザビーズオークションで仕入れた964型ターボ3.6は走行距離も少なく、程度はミント。北米仕様ゆえ、ウインカーやヘッドライトを日本規格に合わせる作業をこれからやっていくそうです。

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続いて、フルレストアが施された901型のS、しかもタルガボディ。この組み合わせ、最高です!

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その隣はバハマイエローがまぶしい、1974年式のビッグバンパーS。初代オーナーは、名優・鶴田浩二さんだっといいます。この2台は売却済みだそう。

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そして、今回いちばん見たかったのが、こちらの993型カレラです。

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空冷最後となる993型のなかでもっともベーシックなカレラに、6速マニュアルトランスミッションを合わせた、‟素”の911。走行距離も少なく、ポーラシルバーの外装に、クラシックグレー・レザーの内装という仕様もたまりません。価格は強気の1380万円。

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さらに、1977年式の930ターボがありました。二桁のナンバープレートがオーナーの少なさを感じさせます。長らくお不動さまだったようで、内外装はもちろん、機関をしっかり直していくそうです。完成した際の販売価格をうかがうと、「1300万円くらい」と。ターボで、この価格! お手頃と思ってしまった私は、ちょっと麻痺してきちゃいました。

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914や356もあり、空冷ポルシェの魅力をこってりと楽しめるショップでした。買えたらもっと楽しめるのでしょうが(悲哀)。

コロナ禍のなかで、海外旅行できない、ならばお宝ヴィンテージカーで遊ぶか、という御仁が増えているそうです。だから今後も空冷ポルシェ911は高値安定でしょうか。勢いで買ってしまうか、それとも半分くらいの価格で英国ライトウェイト・オープンカーに行くか、いや、新古車のBMW7シリーズも安いゾ……車は買う前がいちばん楽しい!?

オートダイレクト
東京都港区東麻布1-13-2
03-5573-8777
公式サイトはこちら

Video:Yoshihide Shoshima
Video Edit::Airi Harumi
Text:Takashi Ogiyama

 



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