英国の環境に合わせたモノ作りが、日本にもぴったりなんです！
快適さや機能性が求められ、オン・オフ問わずスニーカーが定着している昨今。とは言え、皆が右を向いているとつい左を向きたくなるのが、ファッショニスタの性でしょう。そんな傾向にクラシックトレンドも相まって、近年ドレスシューズの注目が高まっているんです。そこで今回は、お洒落な大人がこぞって愛用する「チャーチ」の名作をご紹介。
1873年に靴の聖地ノーザンプトン創業。今では当たり前ですが、左右で足型の異なる靴やハーフサイズ展開を始めたのもチャーチであります。その功績が認められ、英国女王賞が授与され世界的な名門ブランドに。
そんな同ブランドの大きな特徴は、一足作るのに250もの工程を経て製作する点。伝統的なグッドイヤーウェルト製法で作られているため、耐久性にも優れソールの張り替えも容易です。その分値は張りますが、特に高温多湿な日本では、圧着ソールが剥がれやすいとされているので、長く愛用できるチャーチの靴は重宝間違いありません。日本は英国同様雨も多いですからね、濡れにも強いこちらの「バーウッド」は、特に人気の逸品。
1970年から定番でリリースされている、ウイングチップ型のオックスフォードシューズ。ブローグと呼ばれる穴飾りは、デザインであると同時に水捌けをよくする効果も。ブローグに合わせて靴の中に入った水を排出できるように、敢えてなめし加工を施していない革を採用しています。しかも色気あるルックスゆえ、スラックスはもとより、デニムやチノパンとも好相性。様々なコーデをエレガントに演出します。内羽根タイプのフォーマルさも併せ持つ本作は、ビジカジが定着した昨今のオフィス用にもオススメ。
いくらカジュアル化、コンフォート化と言っても、大事な商談や高級ホテルへ行く時など、大人になる程ドレスシューズが欠かせない場面も増えるかと。背筋がピンと伸びて気合いも入りますからね。そんな時にも英国紳士御用達の革靴は役に立ってくれるはず。今の時代だからこそ、チャーチは周囲の目を引きワンランク上のお洒落を叶えてくれます。
9万4000円(税抜)／チャーチ（チャーチ クライアントサービス）
より汎用性を求めるなら、外羽根式のダービーシューズ「シャノン」が最適。バーウッドと同じく70年に誕生し、以来人気を続ける鉄板定番です。ポリッシュドバインダー仕上げによるハイシャインなカーフレザーが、実に魅力的。履いた瞬間に、デキる男へとアップデートします。
8万3000円(税抜)／チャーチ（チャーチ クライアントサービス）
ビジネスマンなら王道のドレスシューズも押さえておきたいところ。ローンチした1945年から英国貴族の足元を彩り続け、大使や政治家にちなんだ「コンサル(領事)」と名付けられた正統派の一足です。手作業によるワックス塗布でナチュラルな陰影をつけることで、ラグジュアリーな美しさを実現。現代の足型に合わせた「173ラスト」を採用し、実用性も申し分ありません。
8万8000円(税抜)／チャーチ（チャーチ クライアントサービス）
Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Text：Hayato Hosoya
【問い合わせ】
チャーチ クライアントサービス 0120-80-1873
