1980~1990年代のメルセデスがヤングタイマーなら、今回取材した1960~1970年代の各モデルはオールドタイマーと呼ぶべきかもしれません。
バブル期は世の中に勢いがあったせいか、オラオラ系の方々も多く見受けられました。
しかし、メルセデスの本質はエンジンパワーに勝るオーバークオリティなシャシーと、エレガントなデザインにあるのではないかと思う次第です。

中年の評価はさておき、若いアイリちゃんにはどのように映るのか、オジサン的には大変興味をそそられます。今回撮影したモデルはフランス人デザイナー『ポール・ブラック』の作品。いや~美しい!

1970年 メルセデス・ベンツ 280SL(W113)
1970年 メルセデス・ベンツ 280SE3.5クーペ(W111)
1972年 メルセデス・ベンツ 300SEL3.5(W108/109)

1960~1970年代のメルセデスは、多くの部分がハンドメイド。職人の心意気が静かに伝わります。もし、Eクラス以上のモデルを所有したことがあれば、過去から未来へと受け継がれる妥協なきメルセデスのDNAが感じられると思います。

そしてお世話になった『ヴィンテージ湘南』の湯山代表がクルマ屋さんを始めるキッカケとなったのもクラシック・メルセデスの存在があればこそ。
よって、人生を変えるだけのパワーにあふれたクルマともいえるのです。

ついついアイリちゃんをチラ見してしまう中年ですが、美しいモノには抗えません。
クラシック・メルセデスと美脚、もう最高です(とはいえ、まずは嫁からエスコートしましょう)。
Text by Seiichi Norishige(中年B)
Video by Yoshihide Shoshima
Model by Airi













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