みなさん、お疲れ様です。コロナ禍にあって中古車市場が活気を帯びているようです。電車通勤を控えたり、郊外に引っ越しをするなどして、クルマが必要になっているようですね。
中年が大好きな中古車が盛り上がっていることは何よりも嬉しいのですが、狙っていたクルマが高騰しちゃうのは何とも悔しい。「あのとき、買っていれば」とならないよう、「欲しいときが買いどき」を胸に前に進んでいこうではありませんか、中年同士よ！
さて、今回お邪魔したのは東京・お台場にある「ガレージ伊太利屋」であります。同店は、1970年代に創業し、80、90年代はランチア、マセラティ、ランボルギーニのインポーターとしてクルマ好きにはお馴染み。また、最近まではフィアットの正規ディーラーでもありました。
今年から「ガレージ伊太利屋 クラシケ」を新たに興し、イタリア車を中心に中年大好物のクラシックカーの販売を開始したのであります！
同店代表の勝田聡さんにアテンドしていただきましょう。
まずはフィアット・チンクエチェント。名古屋にあるチンクエチェント博物館とのB to Bでやってきた極上モノに早くも中年は生唾をゴクリ。
さらに、1962年型のアルファロメオ・ジュリア・スパイダーにうっとりとし、1989年式フェラーリ328GTSで気絶必死。
気を取り直して、新しめのを。アルファロメオのジュリアでほっと一息入れましょう。と思いきや、こちらは510PSのスーパーモンスターセダン「クアドリフォリオ」ではありませんか！ さらに、アバルトだって本気サーキット仕様の「695ビポスト（760万円）」。
絶版アルファロメオ８Cと4Cは、これからどんどん価格高騰していくでしょうから、「ほしいときが、買いどき」ですよ。
というわけで、今回の主役、マセラティ・ギブリⅡ、世界限定35台のPRIMATIST（プリマティスト）の登場です！
解説しよう！
「ギブリⅡは、イタリア本国仕様としての2リッターV6ツインターボを輸出仕様として2.8リッターV6ツインターボと排気量アップを図り、MT(初期モデルは5速)/ 4AT車ともに日本の総輸入販売元であった弊社が輸入を行わせて頂きました。1994年にマイナーチェンジが行われ、インテリアとホイールが刷新され、電子制御サスペンションやABSも装備されました。その後、「ギブリ・カップ」というワンメイクレース用としてエンジン&足廻りにチューニングを施し、ウッドパネルを全てカーボンパネルに置き換えた仕様が施され、最高速度270Km/h を誇るギブリカップが発売されました。こちらのギブリはマセラティのエンジンを搭載したモーターボートが世界記録を樹立した記念につくられた限定モデルです。イタリアとスイスにかけてのアルプス山間部にあるルガーノ湖にて、1台のモーターボートが世界速度記録に挑戦しました。ボートメーカー「プリマティスト」から送り出されたこのモーターボートは、ギブリカップ用2リッターターボエンジンを搭載し、330bhpの出力とトルク38.5Kg/を発生させ、216.703Km/hに達し新たな世界速度記録を破ることに成功しました。この偉業を達成した記念として世界限定35台のみの特別なギブリ「Primatist」です。（ガレージ伊太利屋HPより）
というレアな1台なのですが、なんといっても白眉が内装にあります。湖をイメージしているのでしょうか、ブルーのレザー内装がなんとも妖艶。
ウッドパネルも通常のギブリよりもやや色味が薄く、ラグジュアリーかつ特別感を演出しています。
V6エンジンの咆哮が五臓六腑に響き渡ります！
【そのサウンドは動画をチェック】
ガレージ伊太利屋
東京都江東区有明1-5-14
03-5530-0080
営業時間:9:00〜18:00 水曜定休
http://garage-italya.co.jp/
Director/Photo&Video : Naoto Otsubo
Video Edit : Kabuto Ueda
