ディスコンに焦って、気がつきゃ2足清水ダイブしてましたとさ
さて、184回目は「エルメス(HERMES)」のスニーカー「ラピッド(Rapid)」です。
あれ? なんか見たことあるって思った方、かなりのこじラグ通。いつも本当にありがとうございます! そうです。以前紹介したコチラの色違いを清水ダイブしちゃってました。てへ。
いや〜、「#靴魂(くつたま)」のポスト増加を狙って、こじラグでも靴ネタばかりを仕込んでみましたが、そろそろネタ切れ…。一応 靴ばかりを買ってるつもりなんですが(笑)。
で、本題の「ラピッド」。フラッと立ち寄った丸の内店で運命的な出逢いを果たして清水ダイブしたのが黒ベースの方なんですが、当初は白ベースでトリコカラーになっている今回のモデルを買おうと企んでいたんです。
その想いは黒ベースを買った後も消えることはなく、さらに追い討ちをかけるようにサイドにサドルのようなレザーが付き、ソックタイプにアレンジさせた「スタジアム(Stadium)」というモデルがリリースされて、「ラピッド」は姿を消す運命に…。
恐らくですが、アッパーがトワルテクニックと呼ばれるウェットスーツのような素材だけだと柔らかすぎて、足が安定しづらいというのが、「ラピッド」がディスコンになって「スタジアム」に受け継がれる理由だと思うんですが、デザイン的には「ラピッド」の方が断然好み!
この柔らかく包まれる感覚は新鮮ですし、サイズさえ間違えなければ、安定具合も気にならない。インナーにはエルメスが誇るレザーが張られていますから足馴染みも完璧ですし、一度履いたら病みつきになります。
そして、スニーカーでサイド部分に余計な装飾がほぼないっていうのが、たまらない。そこにシビれる! あこがれるゥ!
「買った後悔より、買わない後悔」。こんな言葉がアタマの中でリフレインして、言い訳という名の御託を並べられるだけ並べて、めでたく色ち買いを果たすわけです。ホントおめでたい……。
正直スニーカー2足に使う金額としては 度を越しているってのは分かっています。でも、欲しくなっちゃったんだから仕方がない。買えないなら我慢してただろうし。
ただ、エルメスのスニーカーを買うという喜びと、大枚叩いたっていう自分へのプレッシャーとが重なり合って、もっと働こうというモチベーションにも繋がったし、結果イイ仕事もできてる。
キレイなおねぇさんが「あら、素敵なエルメスのスニーカー♡」なんて褒めてくれて何かが始まったら喜ばしいことですが、まぁ気づくわけないし、そんなんじゃ恋は始まらない(笑)。
でも、ベタですが「良い靴は、素敵な場所へと連れて行ってくれる」ってのを信じてるんで、今日もソールの下に「H」な下心を そっと忍ばせて、街へ繰り出すことにします。
Photo:Shimpei Suzuki
Edit:Ryutaro Yanaka