男性が格好良く見えるアイテムは、そんなに多くはありません。スーツやライダースはもちろんですが、時代と共に改良し続けられるミリタリーウェアもその代表格です。
A-2、B-3、G-1、MA-1、M-51、M-65、N-3B、トレンチコート、ダッフルコート、ピーコート……。皆さんが知る一般的なものを挙げただけでもこれだけあります。そして、どのアイテムも現在のメンズファッションの源流と言えます。
ミリタリーウェアの魅力はなんといっても男らしさ。死と直面している極限状態で身を守るために、無駄を省いた機能的なデザインになっています。それが揺るぎない美しさに繋がるのです。
個人的にミリタリーウェアが好きで昔から本物の軍服を買って、袖や身幅を詰めたりしながら着ていました。やっぱり着るならオリジナルミルスペックの本物や古着が良いという方も当然いらっしゃると思いますが……。サイズが大きかったり、素材が重過ぎたり、匂いがしたりと、大人の男性にはキツい部分があるんですよね。
そこで今回は「1PIU1UGUALE3（ウノ ピュ ウノ ウグァーレ トレ）」と組んで、自分が着たいミリタリーウェアを作りました。それがこの「BLACK MILITARY BY YOSHIMASA HOSHIBA」です。
ミリタリーウェアの本来のディテールを忠実に再現し、上質な素材を使用することで、大人に相応しいラグジュアリーなアイテムに昇華させました。
第一弾のピーコートはおかげさまで大反響でした。そして第二弾は、世界中の名立たるビックメゾンがこぞって使用しているイタリア・リモンタ社の最高級ナイロン素材を使った人気アイテムのN-3Bです。
「こんなN-3Bがあったらいいのに！」という願望をすべて込めて本当に良いものが出来上がりました。初期モデルであるN3の防風フロントフラップの長さを踏襲したものをベースに、ディテールはオリジナルを忠実に再現しつつ、素材やフィッティング等を調整しています。
中綿には、通常の中綿より２倍近くの保温性を有した「Airpack」を採用。着丈も通常より長めに設定。表地は、ほどよいマットな表情で、ストレッチで撥水性のある高級ナイロンを使用。軽量でシワになりにくく、触り心地も非常になめらかです。
ファーにはフォックスファーを採用し、ゴージャスな印象と焦げ茶の色目により少し落ち着いた大人の印象を醸し出しています。裏地には肉厚の最高級キュプラ「ベンベルグ」を採用。吸湿性が高くさらりとした肌ざわりで静電気が起こりにくく、糸の断面が丸いため、なめらかな風合いと感触を持っています。
色は黒のみ。2020年８月20日（木）〜2020年９月２日（水）までの期間限定での完全受注生産となります。納期は10月予定。価格18万円（税抜）。店頭、WEB、MINIMAL WARDROBEにて予約受付を行います。
あれ？ 何の話をしてたんでしたっけ？ （笑）
hoshiba
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