【惜しいよオトコその37】赤黄緑や蛍光カラーもお好きです。イロイロ・カッラフルー氏
青山でショッピングした後、そのまま原宿の方まで歩いてみると、ファッショニスタと不審者は紙一重 だなあと思うことがあります。若い方は、色の組み合わせが少々過剰になってもピュアなオーラでキラキラしていますが、私と同世代の方が同じように激しくカラフルな場合は、とっても怪しげ。さらに帽子、メガネ、ヒゲの三点セットがつくと職務質問される確率がぐっと……上がりませんでしょうか? もしかして私の周囲だけ?
というわけで今週の惜しいよオトコはイロイロ・カッラフルー氏。
私が知っている男性の中で、職務質問ナンバーワンのオトコは、カラフルな元夫。
彼の場合は、30代後半から急に職務質問にあうようになりました。フランスへ家族旅行をしたときも、パリのスポーツ洋品店で突然姿を消したので、トイレかなと思っていたら、職質されていました。
この前、元夫がパイソンレザーの太い黄色のベルトをしていて、「相変わらず派手だね、職質に気をつけてね」って笑いながら自分の足元を見ると、私もピンクのパイソンレザーの靴を履いていました。
愛知で一人暮らしをしている元美術部の母は、顔がオノ・ヨーコさんにそっくりで、カラフルな服がお気に入りです。ここ数年、急に職質されるようになり初めは怒っていましたが、慣れてきたみたいですので安心しました。一番多いのが、スーパーの駐車場だそう。母の血が流れている私も近所のスーパーへ出かけるときは、そろそろ気をつけなくてはいけません。
とはいえ、カラフルなアイテムは身につけるだけで元気が出ますよね。仕事のモチベーションアップにもなります。職場や街の雰囲気と合っているか、その日の行き先や相手とマッチしているかなど客観的に見つつ、色の組み合わせができるようになると素敵です。
理想の男性は、色の引き算ができる人♡
さらに、赤峰先生の 赤峰流 を完全マスターして、気絶のカラーで表参道のイルミネーションの中に現れて欲しいです♡♡♡
赤峰先生の色使いは、もはや芸術ですよね!(by編集タッチー)
Illustrations: Akiko Hiramatsu
Edit : Yukari Tachihara
【Akiko's NEWS】
平松さんの『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』を原作とした実写化ドラマ『カフカの東京絶望日記』がYou Tube で無料配信中https://youtu.be/glRKZeYECg0のほか、MBSドラマ特区にて毎週木曜深夜0時59分放送中。さらにバンダイナムコアーツさんとコラボのLINEスタンプも発売されました!https://line.me/S/sticker/9176523 ファンの方はぜひダウンロードしてお使いください♪
平松昭子 Akiko Hiramatsu
イラストレーター/ブロガー 雑誌やWEBサイトをメインに、ファニーでエレガントなイラストやエッセイを執筆する。一方そのファッションセンスが注目され、女性誌のファッションスナップページなどに多数登場。着物を愛好し、Masshivanのメンバーとしてアート活動にも力を入れている。著書に『平松昭子の着物事件簿』(宝島社)『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社)『平松昭子のファッションホリック道』(KKベストセラーズ)などがある。かつて原宿のアンティークショップでバイトをしていたこともあり、FORZA STYLEでは「アニ散歩」に大注目。いまの夢は「カウンターでアニキと飲むこと!」。
オシャレでキュートなイラスト満載のHPはこちら! http://akikohiramatsu.com