FASHION ― 赤峰流。

カーキー赤峰でございます! 「カーキ」はどう料理するか。ぜひ挑戦してみてください。

2019.11.17 2019.11.17
2019.11.17

カーキと相性のいい色を知ろう!

 

みなさんこんにちは。前々回から「食欲の秋」ならぬ"服欲"の秋ということで、料理を服に置き換えて秋の美味しい食べ物にちなんだ着回しコーディネートをご披露しています。初回は煮たくあんの茶色を、前回は鯖のグレーを軸足にしたスタイリングをご紹介しました。

そして今回は、緑の素材をしょうゆで煮付けたカーキ色をテーマにした着回し5スタイルをご紹介いたします。

今回は主役アイテムとして、グリーンから茶色、カーキ、レンガっぽい色……と何種類もの色が入ったスーツを軸にしてスタイリングしていきます。こちらはスーツとしても、ジャケット単品もしくはトラウザーズ単品でも着ることができます。


①カーキのスーツにはハイゲージのニットやオレンジでスマートに

まずこの主役アイテムに合わせるシャツとしては、胸にパッチ・アンド・フラップポケットがついている薄茶色ものを。色被しはワントーンで。ジャケットとシャツの間に着るニットは、だいぶ昔に私が作りましたオリジナルのブラウンのVネックです。

靴下はラスト(赤さび)系のやや明るめの色をチョイス。靴は茶のシリーズで選んだ明るめの色よりは少し抑えめの茶系で合わせます。雨模様の日だったら、薄くて軽いパッカブルな英国軍のミリタリーのコートをさらっと羽織って、オレンジの色で被せたマフラーを巻いて完成です。


②カーキに、ベージュやレンガ色を取り入れる

次はトラウザーズを軸足にしたカーキ系バリエーション。なんといってもカーキと相性がいい色合いはベージュです。ニットは、こちらもカーキと相性のいいレンガ色で被せます。

この上に着るのは、これも私が非常に気に入っているショールカラーのカーディガンジャケット。ホーズとシューズはニットのレンガ色に被せます。

最後の仕上げのストールは大判のストールを三角に折り込んで、これをぐるぐると巻き込んでいきながらロングスカーフのような状態にして巻いていきます。手袋はあってもなくてもどちらでもかまいませんが、クリーム色で被せると素敵に仕上がります。


③イエロー混じりの色を取り合わせる

次もトラウザーズを軸足にしたスタイリングです。冬場らしくカシミアが約3割入っているカシミアコットンの生地で、カーキに少しイエローが入ったシャツを合わせます。上に着るニットはトラウザーズの色を拾ってカーキを。カーキとイエローは非常に相性がいい合わせ方です。

アウターは皆さんご存知のバブアーのコットンのハンティングジャケット。ホーズと靴もカーキ色で、最後の仕上げにやや濃いめのカーキ色のスカーフを首に巻いてできあがりです。


④タイドアップするときはハンティングスタイルを意識

お次はジャケットに合わせてまいります。今回は珍しくタイドアップをしていきたいと思います。オフ白、クリーム系の色のシャツに対して、ちょっと寒いであろうと想定してこちらのラスト(赤さび)系の色のベストを着ます。

ネクタイはカモの柄。いわゆる外でのハンティングというスポーツをイメージしてどういう風にするかを考えていきます。トラウザーズは、転んで破けても20年近く大切にはいているモールスキン。そしてラスト系のホーズにサイドゴアの靴を合わせます。

これだけでは寒いなという場合は、色の相性が非常に良いカーキブラウンのローデンコートを羽織ります。いわゆるバーバリー社がかつて別注でローデン社に作ってもらった、ローデンクロスを使っているコートです。

最後の仕上げにマフラーを巻き込んで、おまけに手袋をするということになれば、ちょっと赤みが利いたものを着けるとよいでしょう。


⑤カーキのジャケットにジーンズ+スニーカーで軽快に!

いよいよ最後のスタイリングです。今回もジャケットを軸足にしていきます。トラウザーズは5ポケットのジーンズで合わせてみたいと思います。細かいギンガムチェックのシャツの上に薄いベージュの色のニットを。シャツの襟はちょこっとしか出てまいりません。

ジャケット→トラウザーズと色を拾っていったホーズに、靴も同色のスニーカーで合わせます。最後の仕上げに、寒いときはバーバリーのハンティング用のジャケットを羽織ります。こちらは下に着ているジャケットとの色の相性も抜群です。まだ暖かさが足りないというときは、茶のヘリンボーンのスカーフを巻いて完成です。


みなさん、カーキの着回しはいかがでしたでしょうか。
カーキをうまくコーディネートできれば、非常に美しく、かっこいいスタイルができ上がります。まだ日本では上手に着こなしている方は少ないので、ぜひこのカーキの色に挑戦してみてください。

さらに詳しくは、めだかの小学校でみなさんと直接向かい合いながら、一緒に勉強していきたいと思います。ぜひご入学ください。お待ちしております。

Video:Shingo TAKEDA
report:Mckee Makiguchi

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■赤峰幸生(あかみね・ゆきお)
ファッションディレクター、服飾文化研究家
主宰を務めるデザインカンパニー「Incontro(インコントロ)」は、イタリア語で「出会い」の意。大手百貨店やセレクトショップ、海外テキスタイルメーカーなどの企業戦略やコンセプトワーク、店舗運営などのコンサルティングを行う。2007年秋冬からは『真のドレスを求めたい男たちへ』をテーマに自作ブランド「Akamine Royal Line」を立ち上げ、パーソナルなスタイリング・アドバイスと注文服を仕立てるサービスを開始。その服作りを通じて、質実のある真の男のダンディズムを追求する。国内外の伝統文化を研究し、日本のトラディショナルが分かるファッション界の生き字引として、和魂洋装を体現しながら世界を舞台に活躍。2014年に社屋を神奈川県川崎市の自然に囲まれた立地に移転。「めだか荘」と命名して、企画の創造と発信、体感の場として活用している。1944年生まれ、東京都目黒区碑文谷出身。

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赤峰幸生

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