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クチャラーが不快すぎる! 自覚できない原因と対処法を解説

2019.6.12 2019.6.12
2019.6.12

あなたもクチャラーになっちゃってるかも!?

クチャラーという言葉、みなさんはご存知ですか? 食事の際に口を閉じないで、クチャクチャと咀嚼音を立てて食べる人のことを指す言葉です。今までに一度は遭遇したことがあるという人も多いかもしれません。

今回はそんなクチャラーについて、そうなってしまう原因から対処法まですべてをお教えします! 身近にいるクチャラーに悩まされている人は、そっとこの記事を相手に見せてあげましょう。まさか自分はクチャラーじゃないだろう、という人も、単純に自覚していないだけかもしれません。知らぬ間に人をイライラさせていた……なんてことのないように要チェックです!

クチャラーはなぜ嫌われる?

嫌う人が多いクチャラーですが、いったいなぜそこまで不快に思われているのでしょうか? ここでは、クチャラーが嫌われてしまう原因に迫っていきます。クチャラーにイラっとしたことのある人なら、共感しまくりかも!?

①不快に感じる音

なんといっても、クチャラーが嫌がられる最大の理由は音にあります。人の咀嚼音が苦手な人はとても多く、クチャクチャと音を立てて食事をする人がいると、その音が耳について料理を味わうどころではなくなってしまうのです。

また、人間が不快に思う雑音というのは、不規則で高さが一定でない音です。その中でも、粘度の高い音はより不快に感じやすいのです。クチャクチャ、ネチャネチャ、グチュグチュ……文字で読むだけで気持ち悪くなりそうですが、このような音は非常に不快感が高くなるといえます。その点でも、クチャラーの出す音は人間にとってイヤ~な音ということになります。

②食事マナー違反

小さい頃、「口を開けて食べるのは行儀が悪い」と注意された経験がある人は多いのではないでしょうか。そのおかげで、食事の際は口を閉じて食べるものだというのは世間の一般常識になっています。しかし、クチャラーはどういうわけかそのマナーを守ろうとしません。

並んでいる列で割り込みをしたり、挨拶をしたのに返してもらえなかったり、お年寄りが電車で立っていても席を譲らない人がいたり、社会には暗黙のルールやマナーが存在します。食事においても、お箸の使い方や茶碗の持ち方など、さまざまなマナーがあります。

そのマナー自体を知らなければ、守っていない人がいても別にイライラはしません。しかし自分が知ったうえで守るようにしているのに守っていない人を見つけると、「なんでマナーを守っていないんだ!」という気持ちになり怒りがこみ上げるのです。

③注意しづらい

クチャラーと一緒に食事をしているとして、あなたは「さっきから口を開けてクチャクチャ音がしてうるさいから、ちゃんと口を閉じて食べてくれませんか?」と注意することができますか? たいていの人は、そこまではっきりとは注意しづらいと感じるのではないでしょうか。

人に恥をかかせるようなことを指摘するのは、言ってあげる側にも勇気がいります。ズボンのチャックが開いていたり、鼻毛が出ていたり、クリーニングのタグを取り忘れていたりしている人に対して、気づかせてあげたほうがいいとはわかっていてもなかなか言い出せないですよね。クチャラーも同じで、やめてほしくても言えないことが多いので、よけいにイライラが募ります。

家族や親しい友人ならまだしも、カフェで隣り合った他人がクチャラーだった場合などはもう絶望的です。いきなり見ず知らずの人に対して「クチャクチャ音がしてますよ」なんて言えるわけがありません。我慢するか席を移動するしかなくなり、そのことでますますイラっとするのです。

④自覚がなく厄介

クチャラーの人の多くは、自分がクチャラーだとは気づいていません。周りの人からすれば耳障りな大きな咀嚼音を立てていても、自分はその音すら聞こえていません。その理由は、意識しているかどうかの違いです。意識しているとすぐ気づくものでも、意識していない人は見聞きしてすらいないのです。

たとえば、自販機ではさまざまな飲み物が買えますよね。そのラインナップの中で、コーヒーが好きな人と苦手な人では、見ている飲み物が違うはずです。飲み物を買ったあとそれぞれの人に「さっきの自販機のコーヒーにはどんな種類がありましたか?」と聞けば、コーヒー好きの人なら答えられるのに、コーヒーを意識して見なかった人は答えられないことになるのです。

クチャラーの人は自分の出すクチャクチャという音を意識していません。反対に、クチャラーを不快に思っている人は、その音を意識し始めるともう意識せずにはいられなくなってしまいます。そのために、自分は気になってしかたないのにクチャラー本人はまったく気づいていない、という状況になってしまうのです。

⑤国によっても異なる

国ごとで、食事のマナーはまったく違います。日本では正しいとされているマナーも、海外に行くとむしろタブーということもあります。麺をすすらないところ、完食せず少し残すようにするところ、手で食べるところ、食器を手で持ち上げないところなど、日本で当たり前のことがご法度だったり、日本でいけないとされていることがマナーとされていたりします。

日本では口を閉じて音を立てずに食べるようにするのが食事マナーですが、中国などではそのようなきまりはなく、クチャラーでも特に嫌がられることはないようです。日本で生まれ育った我々だからこそ、クチャラーに不快感を抱いてしまうのです。

また、海外から日本に来た人がクチャラーだったとして、自国の文化で当然のことなのに、他の国でいきなり「そんな食べ方はダメだ」と言われても、突然治すことは難しいでしょう。そのために、外国人がクチャラーを指摘されてもなかなかやめられず、指摘した日本人はイライラを募らせてしまうこともあります。

クチャラーになってしまう原因

クチャラーになってしまう原因としては、どのようなものが考えられるのでしょうか。この原因を改善すれば、クチャラーを治せるかもしれません!

①親からのしつけ

基本的に、「口を閉じて音を立てずに食べる」というのは子どもの頃に親からしつけられるものです。しかし、そういった行儀をしつけられずに育った人は、そのマナーを知らないままなので守れなくてもおかしくありません。

遡ってみるとクチャラーの親も、そのまた親もクチャラーということがあります。自分がそのようなしつけを受けなかったために子どもにも注意せず、また自分自身も気にしていないので、連鎖が起こってしまうのです。

大人になってしまうと、外でクチャラーを注意してくれる人などそうそういません。そのため、親からクチャクチャ音を立てるのを治すように言われず幼少期を過ごすと、そのままクチャラーになってしまうのです。

②食べ方や姿勢が悪い

口を開けて食べるともちろんクチャラーになってしまいますが、他にも食べ方のせいでクチャラーになってしまうことがあります。たとえば、一口でたくさん頬張る、あごや舌に不要な力が入りすぎている、奥歯でなく前歯でものを咀嚼している、舌を出しながら口に食べ物を運ぶ迎え舌、などの食べ方は口を閉じられず音が出やすくなってしまいます。

また、背筋が曲がって前かがみになっていても、きちんと口を閉じて食べにくくなります。器を持ち上げず自分の口を近づけて食べる、いわゆる「犬食い」などです。これは姿勢が悪いだけでなく、お行儀としてもよくありません。

③噛みあわせが悪い

出っ歯だったり、逆に下あごが前に出ていたりなど、噛みあわせが悪い人は唇を閉じて咀嚼することが非常に難しく、クチャラーになりやすいです。小さい頃なら矯正しやすくても、大人になってからだと大変ですよね。

その人自身が気をつけて治すことが難しい原因のため、噛みあわせが悪くどうしても音が出てしまう人に対してまで「クチャラーうるさいからやめて」と言うのは控えてあげましょう。

④鼻づまりなどによる口呼吸

花粉症や慢性鼻炎など、鼻づまりのためいつも口呼吸するのがクセになっている人は、なかなか口を閉じて食べられません。寝ている間にいびきをかいている人なども、鼻呼吸がうまくいっていないことが多く、クチャラーになりやすくなっています。

今は治っていても、子どものころに慢性鼻炎があって口を開けて食べるクセがついていた人は、無意識のうちにその食べ方が身についてしまっている恐れもあります。

⑤舌や口まわりの筋肉が弱い

口輪筋と呼ばれる口まわりの筋肉の力が弱いと、口呼吸になりやすくなります。その結果、口を開けて食べてしまってクチャラーになることがあります。また、舌の筋肉が弱い人は、口にものを入れているときにクチャクチャという音が出やすくなってしまいます。

噛みあわせなど簡単に治せないものと違って、筋肉は鍛えれば強くなります。クチャラーを治したいと思っている人は、舌や口まわりの筋肉のトレーニングをしてみてもいいかもしれません。

クチャラーを治すには

クチャラーはどうすれば治すことができるのでしょうか? ここからはクチャラーを治す方法をご紹介するので、自分がクチャラーかもしれないという人は実践してみてくださいね。身近にクチャラーがいて困っている場合も、この方法をそっと教えてあげるとよいかもしれません。

①食事中の音を聴いてみる

まず、クチャラーはほとんどの場合自分がどれだけ音を立てているのか自覚していません。「まさか自分はクチャラーじゃないだろう」と思っているのです。そこで、自分が食事をしている際の音を録音するなどして、クチャクチャ音を立てていないかに注意を向けて聴いてみるのです。今までは自覚するどころかその音すら意識下になかったわけですから、驚くこと間違いなしです。

最初に録音して自分のクチャクチャ音を把握したら、今度は録音せずに食事に集中してみましょう。テレビや音楽プレイヤーなどをつけず、人とおしゃべりもなるべく控え、静かな環境で味と音だけに注意を向けるのです。クチャラーの自覚が生まれるだけでなく、食事がよりおいしく感じられることでしょう。

②意識して食事マナーに注意を払う

食べ方や姿勢が悪いとクチャラーになりやすいのですが、それは食事マナーとしてもよくないことです。可能であれば食事の際の行儀やマナーについて、改めて知るところから始めましょう。それから食事をする際は意識してマナーを守るようにするのです。

最初はマナーに気を遣いすぎておいしく感じられないかもしれませんが、慣れればどうということはありません。食事マナーが悪くて損することはあれど、きちんと行儀よくして悪いことは何もないのですから、これを機に口を閉じて食べることを含めて食事マナーを改善してみましょう。

③筋肉を鍛えて改善

クチャラーになってしまう原因のひとつに、舌や口まわりの筋肉が弱いことが挙げられます。そこで、筋トレでクチャラーを改善するという方法はいかがでしょうか。舌の筋肉は「あいうべ体操」で鍛えましょう。「あー、いー、うー」と発音しながら口を大きく動かし、「べー」と言いながら舌を前に出します。これなら誰でも簡単にできますよね。

口まわりの口輪筋も、ボタンと糸があれば簡単にトレーニングできます。糸をくくりつけたボタンを唇と前歯の間に挟み、唇の外に糸だけを出しておきます。ボタンが口から出るか出ないかの力で糸を引っ張り、唇の力だけでボタンが外に出るのを防ぐように抵抗するというものです。口を閉じる力が鍛えられます。

④気になる場合は病院へ

噛みあわせや鼻炎が原因でうまく口を閉じてものを噛むことができない場合は、医療機関を受診することも大切です。噛みあわせは矯正治療で改善することもありますし、鼻炎なら医師に薬を処方してもらうなどすることができます。

クチャラーを治すという目的だけでなく、それらは放置せず治療したほうがよいことは明らかです。心当たりがある場合は、きちんと病院で専門医に相談してみましょう。

まとめ

クチャラーの多くは自分が人を不快にさせているという自覚がありません。そう、気づかないうちにあなたも私もクチャラーになってしまっているかもしれないのです! クチャラーになっていないか、食事マナーを守れているか、きちんと意識しておきましょう。

Photo:Getty Images
Text:N.M

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クチャラー

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