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倦怠感は病気のサイン? 疲労を回復させる効き目絶大な方法とは

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身体がだるいだけだから……って甘く見てませんか?

「最近仕事続きで、身体がどうもだるいなあ……」と感じてはいませんか? 倦怠感を「大したことはないだろう」とか「気の持ちようだ」なんて言って気づかないふりをしていると、身体が発する重大なシグナルを見逃してしまうかもしれません。

そこで、あなたの倦怠感の原因は何なのか考え、正しい対処法を知ることが大切となってきます。だるさや疲れを見過ごさず、元気に明日を迎えましょう!

目次

■倦怠感の原因は疲れだけじゃない!

①風邪やインフルエンザなどの感染症

②糖尿病や慢性肝炎・肝硬変

③甲状腺ホルモンに関係する病気

④睡眠時無呼吸症候群

⑤がんが進行しているサイン

⑥慢性疲労症候群

⑦精神的な疾患が身体に影響することも

■身体がだるいときの疲労回復法

①良質な睡眠をとる

②疲労に効果てきめんな栄養を摂る

③適度に運動をする

④ゆっくり湯船に浸かる

⑤ストレスを溜めない

■しんどいと感じたら無理せず病院へ

倦怠感の原因は疲れだけじゃない!

身体がだるいと感じているのに、疲れているだけだからと簡単に考えている人は多いことでしょう。もちろん、仕事が忙しかったり激しい運動で身体を動かしたりして身体が疲れることで、倦怠感を感じることもあります。しかし、実はその倦怠感が命に関わる病気のサインかもしれないのです。

倦怠感というのは、人間の身体に備わったアラーム機能です。怪我をすれば痛みを感じるのと同じように、倦怠感は身体が「そろそろ休ませて」とメッセージを発しているために起こるのです。病気であれば治療が必要となりますが、病気ではなかったとしてもきちんと休息を取ることが大切です。

それでは、あなたの倦怠感の原因が何なのか探っていきましょう。

①風邪やインフルエンザなどの感染症

倦怠感を感じたときに多くの人が真っ先に思い浮かぶ原因、といえば風邪ではないでしょうか。冬の流行シーズンであれば、インフルエンザも疑われますね。これらの場合、身体の中の細菌やウイルスをやっつけるために攻撃することで体力が消耗したり、発熱を伴うために熱っぽさがあったりして、身体がだるいと感じます。

軽い風邪なら市販の薬を飲んで寝れば治ることも多いですが、こじらせてしまうと他にも肺炎などのやっかいな病気にかかってしまうことも。何日も続くようなら、早めに病院を受診して医師に診断してもらいましょう。

②糖尿病や慢性肝炎・肝硬変

糖尿病で倦怠感とは、少し意外な気もしますよね。血糖値が高い状態が慢性的に続いてしまう糖尿病ですが、悪化することによって喉の渇きや体重の減少とともに倦怠感も症状として表れることがあります。

肝機能の異常が長期にわたって続くのが慢性肝炎、炎症により肝臓の組織が硬くなってしまうのが肝硬変です。いずれも自覚症状があまりないことがよくありますが、食欲不振と倦怠感が見られる場合もあります。

③甲状腺ホルモンに関係する病気

甲状腺ホルモンが通常より過剰になると甲状腺機能亢進症、不足すると甲状腺機能低下症になります。甲状腺機能亢進症では普段より暑いと感じやすくなるほか、動悸や震えを覚えたり、体重が減ったりといった症状が見られます。甲状腺機能低下症では反対に体重が増加したり、便秘やむくみの症状が出たりするのに加えて、気分が落ち込みやすくなることもあります。いずれも倦怠感の原因となり得る病気です。

④睡眠時無呼吸症候群

眠っている間に呼吸が止まったり、極度に少なくなったりする睡眠時無呼吸症候群は、そのせいでいびきをかいたり、眠りが浅くなったりしてしまいます。そのため倦怠感や眠気などに襲われるのですが、寝ている間に起こるので自分ではなかなか気づきにくいのがやっかいなところです。

家族と暮らしている場合であれば、寝ている間にチェックしてもらうようにすればいいでしょう。一人暮らしの場合は、寝言を録音するアプリなどを活用していびきをかいていないか調べましょう。

⑤がんが進行しているサイン

正常な身体の細胞ががん細胞へと変化していくことで、がんは発症してしまいます。がんがだんだん増殖していくとき、正常な細胞の栄養を奪うことによって大きくなっていくため、それが倦怠感を引き起こすこともあるようです。たかが倦怠感、と思ってあなどらないほうがよさそうですね。

⑥慢性疲労症候群

倦怠感だけでなく、頭痛や筋肉痛、不眠や発熱、のどの痛みなどの状態が数ヶ月続いている場合は、慢性疲労症候群という病気かもしれません。「慢性疲労」と聞いて、ただの疲れだと軽く見てはいけません。慢性疲労症候群はただの慢性疲労とは別物で、日常生活に支障をきたすほどの強い倦怠感が半年程度続くという病気です。

慢性疲労症候群は、身体的症状のほかにも、認知機能や集中力の低下が特徴として挙げられます。物事を考えたり判断したりすることが難しいと感じるようになり、仕事でも長時間集中していられずミスを頻発してしまうのであれば、自分を責めずに病気を疑ってみましょう。

⑦精神的な疾患が身体に影響することも

人間の心と身体は密接につながっています。気分が激しく落ち込み日常生活にまで影響を及ぼすうつ病や、強い不安や恐怖を覚えてめまいなどを引き起こすパニック障害などの精神疾患は、食欲不振や睡眠障害といった身体的症状や倦怠感を感じることもあります。

身体の不調を感じたら、まずはかかりつけの内科医などに相談して指示を仰ぎ、そこで勧められたら精神科に行ってみましょう。病気の診断を受け、処方される薬と医師の治療によって状態がよくなれば、身体も元気になっていくでしょう。



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