CAR ― Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

妄想は続くよ、どこまでも!

ガソリン、電気どっちにする?メルセデスの新BEVの特徴を分かりやす〜く解説!

2019.5.19 2019.5.19
2019.5.19
説明しよう!妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

電気自動車もやっぱりメルセデスなのか?

メルセデス・ベンツのBEV(Battery Electric Vehicle)であるEQCの市販モデルがついに発表されました。欧州ではこの夏にもデリバリーされるスケジュール感ですが、気になる価格は7万ユーロを超えるとか。どんぶり勘定で約1,000万円といったところです。

欧州仕様のボディサイズは、全長4,761×全幅1,884×全高1,623mm。ホイールベースが2,873mmなので、現行モデルでいえばほぼGLCクラスの大きさ。ただし、EQCの方が押し出しの強いマスクなので迫力があります。

先にお伝えすると、航続距離は445 - 471km (NEDC値)というデータなので、基本的にはガソリン車並みの実用性を備えていると考えられるでしょう。バッテリーの総重量は652 kgでドライウェイトが2,495kg。総重量はなんとか3tを切っていますが、今後の課題はやはりバッテリーの進化がキモとなります。

パワーユニットのシステム出力は300kW(408hp) / 760Nmと、そのパフォーマンスは十分にEQCを走らせることが出来ます。モーターは前後個別に配置されたAWD。最高速度は180km/hとのことですが、これはあえて制限をかけているのでしょう。ちなみに、0 - 100km/hの加速は5.1秒です。

欧州ではこの先もBEVとPHEV(プラグインハイブリッドカー)のニューモデルラッシュとなりますが、欧州委員会が定めたCO2排出ガス基準は1台あたりの平均値なので、コレを満たすには不十分です。そこでエミッション・ゼロのBEVの登場となるのですが、カスタマーの視点に立てば現状では選択肢が少なく、また温暖化に敏感な欧州でさえBEVが浸透するのはこれからです。

メルセデス初のBEVであるEQCの誕生は、BEVに否定的なカスタマーへも大きな影響を与えます……というか見方が変わるでしょう。なんたって、高級車の代名詞❝ベンツ❞ですから。メルセデスの次に影響力を発揮するのは賢者の選択的ブランド、フォルクスワーゲンでしょうか。コチラもBEVの正式発表を控えます。

EQCのメンテナンスサービス・プログラムは、最長6年間または走行距離150,000kmの期間に必要なすべてのメンテナンス作業を含むそうです。また、充電ステーションの過疎地域に出かける際は、代替車両となるメルセデス・ベンツのレンタカーを使用できる特典を用意。EQCの投入に対しネガティブな要素をカバーする徹底ぶりです。

BEV(PHEVを含む)の使用に関し、ひとつ覚えておきたいのはバッテリーの充電量は腹八分に留めることです。現状ではその方がバッテリーの初期性能を極力維持しながら長く使えるそうです。ワタシの知人に5年間リーフを所有した方がいますが、週6日、急速充電器で満タンを心がけた結果、最後の1年はフル充電で1時間も走れなくなりました。

遠出の際は自宅でゆっくり充電しフルの状態でスタート。ルート上では急速充電器のお世話になりますが、残量約30%程度なら10~15分もチャージすれば70~80%まで回復すると思います。このパターンを繰り返す方が時間も節約できますし、バッテリーも長持ちします。また充電器の特性として、充電可能な最後の20~30%はゆっくりと充電するように設定されていますので覚えておいてくださいね(バッテリー保護のため)。

ガソリン車かBEVか? というよりも、ご自身にあった相棒を選ぶことがハッピーカーライフの決め手です。見て乗って、イチバン自然にフィットするクルマを選んでください。

Text:Seiichi Norishige

メルセデス・ベンツ日本
0120-190-610(メルセデス・コール)

■Mercedes-Benz EQC (2019): Test Drive in L.A.

 

Author profile

教重 誠一
教重 誠一
Seiichi Norishige

自動車雑誌の編集者を経てモータージャーナリストへ。駆け出しの頃からサラリーマンの限界に挑戦し数々の輸入車を乗りまわす。印象深かった愛車はポルシェ911(930)、Ruf CRo
コンバージョン(964)、メルセデス・ベンツ500E、フェラーリ412、BMW6シリーズ、RG500Γ(バイク)。趣味はシガーとパイプとすし屋巡り。ジャンルを問わず酒好きだが、一定以上飲むと睡魔が襲い銘柄を失念する。1964年、北海道生まれ。

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