12.4（日）
おはようございます！サトシーノです。
連日、全国各地を飛び回る私。昨日は、人生初、長野県に行ってまいりました！
なんで長野県？？ってお思いの方が大半だと思いますが……。
実は、長野県には「日本一星が綺麗な場所」があるんです！ご存知でしたか？
それは、阿智村という場所なんですが……。絶景に逢える村として、環境庁が認定した話題のスポットなんです！12月３日より天空の楽園Winter Night Tourがはじまっていると聞き、その初日を追って、わざわざ東京からバス４時間かけてやってまいりました。会場には日本一の星空と謳われるその絶景をひと目見ようと、全国各地から大勢の旅行客がやってきてました！
この地は、２週間ほど前に天皇が私的旅行でわざわざお越しになられた場所としても有名で、パワースポットとして人気の場所なんです！（星を眺められた場所には印をつけられているほど）その際泊まられた旅館は、予約が取れないほど人気なんだとか。泊まった宿は、川魚を使った炉端焼きや五平餅が楽しめたんですけど、とにかく美味かった！
この地は、水が美味いから日本酒も絶品。年末年始にゆっくりまた来たいな〜。
今回の天空の楽園のキモは、なんといってもプロジェクションマッピング！ブランディングディレクターには、業界注目の村松亮太郎氏と、ご自身が代表を務めるNAKEDが総力をあげた一大プロジェクトなんです。
TV局をはじめ、多くのメディアが取材にきていました。ちなみに、村松氏は表参道ヒルズのスペースオーで、「SWEETS by NAKED」も12月１日から開催中！
そしてネスレとコラボして作られたSTAR VILLAGE CAFE by NAKEDも注目！まるで宇宙空間にいるような不思議なカフェでした。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島に住んでいるときは、星空の価値なんて何も感じなかったのですが……。東京で暮らしていると、まず空を見上げることがないし、ましてや星空なんて見えないんです。都会は便利だし、毎日華やかな場所で過ごすことができるけど、こうした自然の美しさを同時に失ってしまい、純粋だった心も濁っていくんですよね。
寒空の下、寝そべって星空を見上げていると遠い学生時代の記憶が蘇りました。親父と一緒に毎晩外で野球の素振りをしたり、コンクリートで型取った手作りのダンベルで筋トレをしながら、思春期ならではのオンナの話をしたりしてました。いつも、俺たちのために働いてたボロボロの作業着が、妙に格好良くて憧れて、土木現場のバイトさせてもらったのを思いだした。寒い日も、暑い日もずっと変わらず毎日毎日。ただ家族のために必死で仕事する背中は、やっぱり俺にとってヒーローだったんです。
よく考えると、そのころの親父の歳と今の俺の歳が変わらなくなっているのに気が付いた。そっか、俺ももうそんな歳なんだ。誰かを守るということが、強く生きるための糧になる。満天の星空が、そうした消えかかった大事な思い出と、大切な人を思いださせてくれたんです。遠かったけど、見れてよかった。心に溜まった汚れを全て除去できました。
あなたの故郷の空は、どんな景色でしたか？
大切な大切な何かを思いだしたい人は、絶対来た方がいい。それを一番に伝えたかった旅でした。
