親愛なる読者諸兄のみなさま、ご機嫌いかがでしょうか。今日は腰の調子が絶好調なので、来週に迫った動画撮影のロケハンのために横浜は中華街までやってきました。
FORZA動画班と講談社から軽自動車に乗り込み、いざ目的地の中華街へ。運転手のヤガワ監督、東京⇒横浜という超単純ルートで遭難するとは、方向音痴にもほどがあります。関係ありませんが、逃げるは恥だが役に立ちます(言いたいだけ)。
朝の氷雨がウソのように晴れた小春日和で、抜群のロケハンができました。途中、中華街の水餃子の名店「山東」へ。どれどれ、メニューを拝見。
栗P「ここに来たら水餃子を食わなければモグリです。ボクは水餃子と焼き餃子と、あとはサンマーメンにしようかな。みなさんは何にしますか?」
神主さん「ボクは、サンラーメンにします」
ヤガワ監督「え、神主さんサンラーメンなんてどこに書いてありますか?」
神主さん「書いては、ないね」
ヤガワ監督「えっ?」
神主さん「裏メニューにあるかもしんないじゃん。とりあえず、圧強めで頼んでみるわ。だってサンラーメン食いたいし」
根が小心者の私は、このような横柄な態度を取る人間が得意ではありません。しかし、神主さんに注意すればどんな神罰が下るやも。固唾をのんで見守っていると……。
店員さん「お客さん、何にしますか?」
神主さん「水餃子と焼き餃子とサンラーメン!」
店員さん「それから?」
あるんかい!! 山東サン、それならはじめからメニューに載せたらどうなのさ?
各自注文を終えたとき、店員さんが禁断の一言を放ちました。
「お飲み物はどうしますか?」
栗P「……瓶ビールで!」
だって、中華街のロケハンで昼下がり。おまけに小春日和で餃子がうまいとくれば、飲むしかないじゃないですか? なに、本当に口を湿らす程度ですから。イテテ! 動画班のみなさん、昔のプロレスラーじゃないんだから、栓抜きで殴るのはやめてください。以下、アニ散歩調でお届けします。
この水餃子のモチモチ感……。まじでうまい、うますぎる。ピリ辛の醤油だれと絡めて食うべし!
神主さんのサンラーメンは、あえてメガネを曇らせながら食べたい。視界を閉ざし、味覚に専念するのが時代遅れの男の美学なのだ。
アツアツもちもちの水餃子を瓶ビールで流し込む。昼ビ~、最高だな~。
山東は魅力的な料理が多いので、ついつい飲み過ぎてしまう。気がつけばオレは、とっくに料理を平らげた動画班を気にもとめず、二本目の瓶ビールを注文していた。昼ビ~の魅力にあらがえるほどオトナじゃないし、そんなオトナにはなりたくないのだ。
ちょっと腰を落ち着けて飲みたくなってきたので、それでは今日はこの辺で。
おっと、大事なことを忘れちゃ行けない。12月10日、アニ散歩イベントやるので、みんな中目黒の「ばん」に集合でシクヨロ。やっぱり二杯目、紹興酒にすればよかったな。
Text:栗P