だらしなく見せず、颯爽と履くのがポイントです!
今年の梅雨はジトジトと降り続く長雨はないものの…、相変わらず湿度は高め。梅雨の中休みには、午前中から30℃超えの真夏日が続出するという少々ウンザリな日々が続きます。
こうなると足元も蒸れて、靴を履くのが嫌になります。仕事の日は さすがに難しいものの、開放される週末は足元を涼しく過ごしたい。となると欲しくなるのはサンダルです。
というわけで第133弾では、夏前に備えておきたいサンダルをピックアップしたいと思います。
サンダルと言えば、足全体を包まず、紐やストラップなどで足に留める履物の総称で、諸説ありますがギリシア語の「sandalion」が語源という説が濃厚です。
その種類は数多ありますが、肌の露出が多くなることからフォーマルな場での着用は認められていません。
靴が持つべき機能のひとつ"足を守る"という機能も備えていませんが、通気性に優れ、足を過度に締め付けず、軽量であることから日本のような高温多湿な国では欠かすことができない履き物なのです。
ちなみに、西洋から革靴が入ってくるまでは、日本人はずっと草履や下駄を履いていましたから。西洋靴が日本に来て約150年。それに比べたら、歴史と親密度は計り知れないというわけです。
では話をクルリンパと戻して、 夏前に備えておきたいサンダルの投稿5選をご紹介していきます!
トリッカーズの「ルイス」
まずは、ブラウン靴、靴下を上手に使った靴、冬に備えたブーツ、赤茶が美しい靴、足元をドレスアップする靴、雨の日でも足元を飾れる靴の回に続いての登場となる@tony_the_shoesさんの投稿から。 トリッカーズ(TRICKER'S)の「ルイス(Lewes)」です。
英国ノーサンプトンで最古のシューズファクトリーとして、現在でも当時と変わらぬ伝統の技法を守り続けているトリッカーズ。
そんな老舗には珍しい、サンダルタイプのシューズが「ルイス」です。
とは言え、アッパーにはカントリーシューズやカントリーブーツに使われている物と同じ、厳選されたレザーを採用。表情を損なうことはなく、軽量に仕上げられているのがポイントです。
踵のホールドも抜群で、ラバーソールなため履き心地が良く、安定感も抜群。素足での着用はもちろん、ソックスと組み合わせて履いてもスタイリッシュなので、夏だけでなく春や秋でも長く活躍してくれます。
@tony_the_shoesさんは、合わせたダブルのパンツ丈がお見事。長くもなく、短すぎない絶妙な丈がサンダルの存在感を引き立てつつ、涼しげでありながら清潔感も感じさせます。
今回は素足ですが、ソックスを合わせた場合、どんなコーディネートになるのか興味がありますので、今度ぜひ披露してください。楽しみにしています。