ドレス靴履くと気分もアガるし、踏み出す一歩も楽しくなります!
変な雨が続いてはいますが、「五月晴れ」と言われ続けるように新暦の5月にも晴れが多く、すがすがしい晴天を拝めます。そんな日にはドレッシーな靴を履いて、行楽へと出かけたい!
というわけで、第130弾では 足元をドレスアップする靴をピックアップしたいと思います。
"ドレスシューズ"と言うと、スニーカーやカジュアルシューズ以外の靴を指し、紳士靴だとビジネスシューズを総称する場合に用いられることが多いのですが、 本来はオペラパンプスやオックスフォードシューズなど、礼装用に使用される靴の総称でした。
今回は、礼装用とは言わないまでも、ビジネスシューズよりは装飾が多い靴を指す言葉として使い、清々しい晴天を望める心地好い季節に履きたくなる、足元を飾ってくれる靴をピックアップしています。
ビジネスシーンのカジュアル化で革靴が疎遠になってしまったけれど、やっぱり美しいドレスシューズに足を入れると気分は上がりますし、背筋もピーンと伸びる。
さらに、いまこの素晴らしい技術に投資するのを怠ったら、近い将来履きたくなっても作れる職人さんがいなかったり、革を手に入れられなくなったり悲しい未来がやってきてしまいます。
そうなってしまうのは切ないので、ドレッシーな革靴選んでみませんか?
では話をクルリンパと戻して、足元をドレスアップする靴の投稿5選をご紹介していきます!
ジョンロブの「アッシュ」
まずは、@mmarcello1105さんの投稿。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「アッシュ(Ash)」です。

古代ローマ時代のスコットランドやアイルランドに起源があり、「召使い」の意を語源とする"ギリー"シューズ。濡れてもすぐに乾くようにタンを取り除き、フィット感を簡単に調整するために鳩目まわりが U字などにくり抜かれたデザインが特徴です。
舞踏用の靴として発展していったため装飾性が高く、ドレスアップした足元に合わせたい靴として人気を得ましたが、現代だと少々トゥーマッチ…。
そんなギリーシューズを今の気分に合わせてモダナイズさせたのが、イギリスの雄ジョンロブです!
さりげなく意匠は感じさせながらも、タンをつけることで普段でも履きやすいデザインに仕上げ、アーモンド型のトゥをもつ細身の新ラスト「0215」を履くことで、スタイリッシュさも失っていないナイスバランスな一足に。
@mmarcello1105さんは、ブラックではなくネイビーを選んだため、"手持ちのスーツに合わせにくい"とのことですが、写真で見る限りは そんなことは なさそう。
ただ、"合わせにくいものこそ被らず、愛着を持てるので、持つ価値がある"とあり、これこそがモノを持つ楽しさの真髄だと思います!
ぜひ、@mmarcello1105さんらしい履きこなしの技を見つけて、その様子を投稿してくださると嬉しいです。