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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「1億当てればチャラなんで」自覚のないギャンブル依存症が増加……宝くじに潜む意外な危険性とは?

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

本人は自覚していないものの、ギャンブル依存の傾向が著しく高い袴田剛(29歳・仮名)。「安全な賭け事」として宝くじを1ヶ月5万円程度で楽しんでいた剛だったが、仕事でのストレスによって次第にその依存をさらに深めていくことになる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

しかし、仕事でのストレスが大きくなるのと比例して、スクラッチくじを買う回数も増えていった。

「同じ銘柄? っていうのかな、同じくじを週5で買うなんてこともしばしば。できるだけ、違う売り場を探すようにしていました。10枚ワンパックで2000円とか3000円なんで、結構気軽に出せちゃうんですよね」

こうして剛の宝くじ購入額は日に日に上がっていった。そして極め付けはネット決済だ。

「昔は現金でしか買えなかったんですけど、ある週末いろいろ検索していたら、ネットで宝くじが買えることに気がついたんです。ロトみたいな自分で数字を選ぶものも売り場だとちょっと時間もないし……ってなりますけど、ネットなら気軽に買えちゃうんですよね。それに継続販売とかもあって、一度決済方法を登録すれば、とにかく簡単に使うことができるんです」

 

剛はすぐにクレカ決済の登録をして、家で宝くじを楽しむようになっていった。しかし、一番お気に入りだったスクラッチは、ネットには存在しない。

「初めはすごく残念な気持ちになりました。やっぱりその場であたりがわかるって楽しいですから。でもいろいろと検索したら、あったんですよ、その場であたりがわかるやつ」



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