これに悩んだ朱里さん。会社の忘年会で、酔った勢いもあり、同期の仲間に「夫からグレイヘアを拒否されている」と愚痴をこぼしたところ、男性からは「わかるかも!」という声が上がったという。
「同僚は正直に話をしてくれたので、夫に湧いたような怒りはなかったですが、やはり見た目の若さって、夫から女として見られるために大事なのかなと思えて、それから心は揺れています」
夫は時々電気を消してから朱里さんを求めてくるというが、それでもその回数自体も明らかに減ったそう。また白髪ケアを再開することで夫が以前のようにふるまってくれるなら、そうすべきなのか、自分のために考えを貫くべきなのか、朱里さんは今もまだ悩んでいる最中だという。
※この記事は取材に基づいていますが、取材対象者保護の観点から必要に応じて編集を加えておりますことをご理解ください。
取材/文:中小林亜紀
Photo:Getty Images
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