男性に更年期症状があるというのは、男女を平等に扱うための「表面的な情報」だと妻は本気で信じているように思える、と征也さん。
妻の言動に疲れ果て、からだの不調にも改善が見られなかった征也さんは、ついに意を決して専門医を受診することにした。行った先は、男性更年期治療に力を入れている泌尿器科だった。
「問診や血液検査などを丁寧に行っていただきました。やはり、テストステロン濃度は正常値より低かったです。典型的な更年期だと言われましたね。ホルモン治療を始めたら、メンタルを含めた不調は、かなり落ち着くはずだと先生は言ってくださいましたが」
まだ改善は実感していないが、専門のかかりつけ医ができたことにより、メンタルはかなり落ち着いたそうだ。
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