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LIFESTYLE 女たちの事件簿

妻が小3の息子にもう生理を教えています。これは虐待ではないでしょうか。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

生理は女性特有の健康課題である。働く女性を悩ませることも多い。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「先日も生理休暇の取得について、SNSで話題になっていましたが、なかなか取得しずらいのが現状のようですね。法律上はすべての人に許されていますが、活用していない人が多いよう。さらに生理に対しては誤った認識を持っている人も少なくありません」。

生理中は妊娠しない。ナプキンを替えるのは1日1回、3日くらいだけ…こんな認識もあると聞くから驚く。

「生理中は妊娠しない訳ではありませんし、ナプキンは1日に数回交換の必要があると聞きます。生理の周期は人によって様々ですが、ホルモンバランスによって月の半分以上は体調が安定しないケースも。改めて聞くと女性として生きることって、すごく大変なんだと思わされます」。

今回はそんな生理について子供にしっかり教えたい妻と夫のバトルを追う。

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©︎GettyImages

東條里香さん(仮名・40歳)は、子ども2人を育てるワーママだ。。

「娘は中学校1年生、息子は3年生です。昨年、娘が初潮を迎えてすごく生理を始め、性教育にについて考えることが増えました。どうやって子供達に正しい知識を伝えていくのか、模索しているところです」。

里香さんは学校の教育だけではたりないと考えているそう。

「女性同士だって分かり合えないほど、千差万別なもの。それが生理です。だからこそ、基礎知識だけでは不十分だと思いますし、学校教育が適切なのかも疑問が残ります」。

女子だけ残されて、生理について話をされたことを思い出す。

「昔はそうでしたよね。その時点で隠すこと、秘事とされてしまう。私の同世代は親にも言わない方が上品と育てられてきたのでその点でなかなか言い出せない人もいるんじゃないかな?」。

若い人が産婦人科に行くだけで、妊娠を疑う…そんな人もいると聞くから驚く。

「ピルについても、避妊薬だという認識だけで、ふしだらだとか性に奔放だとか思ってしまう人が少なからずいると知って驚きましたし、子どもたちにはそう思ってほしくないと強く思いましたね」。

だからこそ、里香さんは生理によって体調が悪いときは、あえて口に出すようにしてきたのだと話す。

「娘は実際に自分が生理になったことで、その辛さがわかるようになったと話していました。息子が生理になることはありません。だからこそ、どういう状態か感じてもらいたいと思ったんですが…」。

ー生理なんて口に出すなよ!

夫はそのことに猛反対をしているそうだ。



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