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お盆アンケートでわかった「嫁に嫌われる義父」の実態。意外と見られている驚きの態度があった!

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

盆休み・夏休みに息子の妻と会って「自分が嫁に好かれているかどうかわからない」と気を揉んだ方はおられないだろうか。

今回、40万人以上が登録し、その7~8割が女性とされるクラウドソーシングサイトにて「夫の父親が好きですか」という質問を50人の「嫁」に投げかけてみた。

結果は「好き」「大好き」と答えた人が約28%、「嫌い」「大嫌い」が26%、「好きでも嫌いでもない」が26%と見事に拮抗。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこの結果についてこう語る。

「別に息子の妻に好かれなくても結構、とおっしゃる方もいるかもしれませんが、義娘が抱える義親への不満は、そのまま息子さんとの夫婦間の問題に発展しかねない課題ともいえます。嫌われてもいいと開き直らず、どうかその理由に耳を傾けてみてください。


今回実施したアンケートでは、関連した設問として、夫の父が「嫌い」という人を対象に「義父のどこが嫌いなのか」を聞いた。

複数の人が寄せた回答の中で最も多かった「義父を嫌いな理由」は「家事や身の回りのことを何もしない・できない」「義母や私に家事を押しつける」というものである。

「昭和世代の常識なのかもしれませんが、まったく動かない。すべて義母が世話している。そこが嫌いです」

と答えたAさんの回答を詳しく見ていくと、

「入浴時間になっても、義母が声をかけて着替えとタオルを所定の位置に用意しないと義父はお風呂に入りません」

という驚きの内容が。

「義母に声をかけられ、水入りコップなどすべて準備を整えてもらわないと薬も飲まないです。何をするにもすべて義母の声かけと準備がセット」

子どもみたいに義母を頼る義父の姿にあきれている「嫁」は他にも。

「料理や洗濯がいっさいできない義父。定年を控えた姑は戦々恐々です。これに対し『今まで俺を甘やかしたおかあさんが悪い』と義母のせいにするので、目もあてられません」

と回答したBさんは、義実家に行くと、姑に同情したり「自分のことは自分でさせたらいいのに」とやきもきしたりする場面が多いという。

「調味料とか文房具のある場所さえわからず、いつもお義母さんに聞いています。うちの父や夫にも少し似たところはありますが、お義父さんほどひどくないです」

Bさん自身、自分の夫がこのまま年を重ねると義父のようになってしまうのではないか、と不安がよぎることがあり、そうした心理が余計に義父の嫌な点を際立たせているのかもしれない。

「お義母さんのことを家政婦としか思っていません。時代は過渡期にあるのだとは思いますが、お義母さんだってパートで働いているんだし、お義父さんも何か家事やれよと思ってしまう。なんであんなにエラそうなのかわかりません」

かくいうBさんご自身もパート従業員として働いており、夫は「自分の方が稼いでいるから家事のベースは奥さんがやるのが当然」というスタンス。

「夫は義父ほどエラそうにはしませんが、やっぱりもっと家事の苦労を知ってほしい。こんなふうに思う私は、もしかすると夫に言いづらい不満をお義父さんに向けているだけなのかも」

としたうえでBさんは「現実問題、そこまで稼いでいるわけでもないのに、夫に自分と同じように家事をやってくれとは言いづらい」とも綴っていた。

まるで未来の夫を見ているようでゲンナリする、という本音が垣間見えるBさんの回答だが、今回のアンケートでは、義父から受けた差別的言動を訴える声がまだまだあった。

記事後編では、昭和脳を搭載したままの義父が毛嫌いされる実態と、「めっちゃくちゃキモい」セクハラを堂々と披露するあきれた舅の姿をリポートする。
 

取材/文:中小林亜紀

PHOTO:Getty Images

▶︎後編に続く


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