安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。
レクサスの都会派コンパクトクロスオーバーである「UX」。レクサスらしい走りの性能と洗練されたデザインが特徴のモデルですが、レクサスラインアップにおいては、やや影の薄い存在。やはり高級ブランドのエントリーモデルというポジションは難しいのでしょうか?
■コンパクトながら、さすがはレクサス
レクサス「UX」は、2018年にデビュー。都市部でも扱いやすいボディサイズながらSUVならではの力強さを感じさせ、かつ洗練されたデザインを持つ都会派コンパクトクロスオーバーとして登場しました。ハイブリッド車及びBEVを合わせた電動モデルの販売比率はグローバルで80%と、レクサスのラインアップにおいて電動化を牽引するモデルでもあります。
厚みのあるボディとくっきりとしたキャラクターライン、存在感のあるスピンドルグリルは、さすがレクサスといった雰囲気。男性でも女性でも似合う懐の深いデザインだといえます。
コンパクトながら大胆で存在感のあるデザイン
パワートレインには、2.0L 直4直噴DOHCエンジンを搭載するガソリンモデル(初期モデル)のほか、2.0L ハイブリッドシステム、そしてBEVモデルも用意されています。ハイブリッドの250h F SPORT(AWD)に試乗したことがありますが、しっかりとしたボディ剛性と、滑らかでありながら深みのある、重めに味付けされたハンドリング特性が心地よく、ワインディングでも高速道路でもレクサスらしい走りを楽しむことができました。
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