もしかしてあなたのワイシャツ、透けてませんか？
ビジネスコーデで意外と自分では気付けないのが、ワイシャツの透け問題。
特にこの時期は秋冬と異なって、クールビズの一環でジャケットオフスタイルになっている方も多いでしょう。自分では気付かないうちに、汗のせいで悲惨な見た目になっているなんてことも……。
ということで今回は、ワイシャツの透けを防止するテクニックをご紹介します！
デザインと素材に注意した下着を纏う
ただ下に肌着を着込めばいいんでしょ、と思った方、不正解です。
間違った下着選びは、シャツの透けにさらなる不快感を与えます。
そもそもワイシャツ自体が本来は下着であり、海外ではワイシャツの下には何も着ないのがノーマル。もちろん日本人なので日本のTPOに合わせて下着を着ることには何の問題もありませんが、ここで肝要なのは、そのデザインと素材。着ているように見えないほどの高性能下着ならば、仮にシャツから透けても実際は透けていないのと同じです。
デザインの理想は、完全無縫製。そうでなくとも、縫い目や編み上げから生まれる凹凸が極力少ないデザインを選べば、上から着るワイシャツにも響きづらくなります。
素材は汗を吸い取るもの。吸水性のないポリエステルなどの石油系化学繊維がメインで使われたものはNGです。綿100%などの、吸湿吸水性の高い素材が最適でしょう。
ベストで透け防止＆体型補正＆貫録演出
下に着こんで隠すのはもちろん、上から覆いかぶせて隠すのもひとつの手です。夏場でもその役目を果たしてくれるのは、ベスト。
何よりもベストの嬉しいポイントは、透け防止だけでなく、お腹周りの補正にもなってくれるところ。その実力たるや補正下着並みです。細身の人のお腹は相応の恰幅に、逆にお腹周りが出ている人のウエストはタイトに見せてくれます。
さらに引き締め効果だけでなく、イケオジにふさわしい貫録を出してくれるのがこのベスト。スリーピースは、こまごまとした小物を使わずとも着こなしに幅を出せます。40, 50代の男性が着るベストは、若者にありがちな「着られている」感も出さず、自然とポストにふさわしいだけの威厳を雰囲気にプラスしてくれます。
替えシャツで対応
夏場、普段は透けないけど汗が出てくるせいで透ける……という方に特にオススメしたい究極の方法は、替えのシャツをあらかじめ置いておくこと。
通勤で一度ぐしゃぐしゃになってしまったシャツも、着替えてしまえば関係ありません。さらに、汗だけでなくニオイやシワもリセットできます。自分の気分転換にもなり、周囲にも不快感を与えません。
また、これは透けやニオイ対策に限りません。この時期、急な雨でびしょ濡れになることもあるでしょう。こうした想定外のトラブルに備えて、デスクに予備が一着あるだけで安心できますよね。
いかがでしたか？ 透け、汗、雨と、不快感の重なる季節ですが、シャツを綺麗に着こなして快適に過ごしていきましょう！
TEXT：FORZA STYLE
PHOTO：Getty Images
