■第2位:ホンダ CR-V(9万5038台 総合5位)
日本では5代目で生産・販売終了となったCR-Vですが、北米では2022年に6代目が登場し、ローグと同様大人気のSUVモデルです。
ワイド感を強調するプロポーションと低く水平なベルトライン、シンプルでありながら存在感のあるディテールなど、近年のホンダらしい洗練されたデザインが採用されており、インテリアもシビック同様、水平基調の落ち着いたデザインで、ワンランク上の質感を感じさせる高級感のある仕上がりです。
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パワートレインは、2.0L 直4直噴ガソリンエンジン+2モーターのハイブリッドと、1.5L 直4直噴ガソリンVTECターボのラインアップです。
■第1位:トヨタ RAV4(12万4822台 総合3位)
いま北米でもっとも売れている日本車はRAV4です。日本車に限らず、当該期間の市場全体でも3番目に売れており、1位と2位はフルサイズピックアップトラックなので、北米でもっとも人気のあるSUVがRAV4ということになります。
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現行型RAV4は日本でも人気ですが、もともと北米市場をターゲットに開発されたモデル。2018年にニューヨーク国際モーターショーで初披露され、同年にガソリンモデル、2019年にハイブリッドモデルが発売されました。
ラインアップは2.5L 直4直噴ガソリンエンジン、同ハイブリッド、同プラグインハイブリッドと用意されており、力強いデザインとしっかりした走り、トヨタ自慢のハイブリッドシステムが人気を牽引している理由でしょう。
■まとめ
冒頭でも触れたように、かつては大柄なSUVやフルサイズピックアップトラックが人気の中心だった北米ですが、近年はコンパクトカーやミドルクラスSUVにその軸足が移ってきているようです。ミドルクラスサイズ以下のクルマづくりは日本車メーカーの得意分野。引き続き日本車の活躍が期待できそうですね。
Text:立花義人、エムスリープロダクション
Photo:TOYOTA、HONDA、NISSAN
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メモ