安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。
■2位:スズキ スペーシア(7万1943台)
2位に躍り出たのは、軽自動車のスズキ「スペーシア」です。日本でもっとも人気の高い「軽スーパーハイトワゴン」の中でも後発となるスペーシアですが、昨今は人気が急上昇しており、2024年5月にはライバルのN-BOXを抜いて販売台数で1位を獲得するという、いま大注目のモデル。
シンプルで分かりやすく「使いやすそう」を訴求するデザインのスペーシア。2024年5月の販売台数では乗用車・軽自動車を含めた総合ランキングで1位を記録した
ライバルが多いカテゴリーの中で存在感を出すのは至難の業ですが、現行型スペーシアは実用性を感じさせる分かりやすくプレーンなスタイリングで、かといってチープに見えない絶妙なデザインで人気を集めているようです。スタイリッシュにしすぎない、というのもなかなか難しいと思いますが、スズキは、そうした塩梅が上手なメーカーだと感じます。
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