TPOは守りましょう
気温も湿度も高く、クールビズがなかったらゾッとする……。という方も多いと思いますが、クールビズ中でも、正しいビジネススタイルをすることは出来ていますでしょうか?
スーツ姿でありながら、暑いからといってスーツにそぐわないアイテムを身につけている方をたまに目にしますが、クールビズであっても、暑いからといってTPOを踏まえないスタイルするのは絶対にNGです!
そこで今回は、絶対に避けたいビジネススタイルのNGアイテムをご紹介。ぜひ、参考にしてください!
くるぶし丈のソックス
靴下一つで印象台無しに!?
暑くなってきた頃町中に大量発生するのが、革靴にスニーカーソックスのサラリーマンたち。短い靴下が涼しいのはその通りですが、これはビジネススタイルのルール上NGです。
休日のスタイルとしてはもちろん良いのですが、スーツに合わせるとなると別。白い靴下やロゴやラインが入った靴下は靴下が目立ってしまい、何もメリットが無いですし、そもそもマナー上NGです。
クールビズの時期であっても、絶対にスネを見せない!は鉄則です。今まで同様スネが隠れる丈の靴下を履いてください。
では暑さ対策をどうすればいいのか?というと、夏用に涼しい素材で作られたソックスを取り入れるのがオススメ。接触冷感素材のソックスなら蒸れを多少軽減してくれますよ。
スーツ姿にリュック
良いこと一つもないです。
両手を塞がないリュックやショルダータイプのバッグは便利ですが、スーツで最も重要と言っても差し支えないショルダーラインの寿命を縮めてしまうんです。
さらに、肩に重さが加わるため脇が擦れて変色、破れてしまうことも。帰宅した後に、ブラシをかけて厚手のハンガーにかけていたとしてもダメージは免れません。
どうしてもリュックを使わなければならない方は、使用時間をなるべく短くすることをオススメします。また、アウトドア系のリュックを使うことは絶対にオススメしません。肩や脇だけでなく、背中まで大きなダメージを負ってしまいます。
デザインシャツ
着るのはクールビズ期間だけ!
最後に注意していただきたいのは、デザインシャツです。
デザインシャツはジャケットを羽織らない時の襟元が寂しくならないように襟が二重になっていたり、ボタンホールに色がついていたりなど工夫されたシャツのことですが、このデザインシャツをスーツにコーディネートするのはやめましょう。
そもそも、こういったシャツはクールビズ期間限定のアイテムです。TPOを考えると、ジャケットの下は白かサックスブルーの無地のビジネスシャツがやはり好ましいでしょう。
いかがでしたでしょうか? クールビズ期間でも、ジャケットの基本ルールを守って夏を乗り越えましょう!
TEXT:FORZA STYLE