自分では気づきにくい。だからこそ見て見ぬふりはダメ。
半袖を着ている方もちらほら見かけるようになりました。湿度も上がり、夏の予感がします。
そうなると気になり始めるのが「ニオイ」問題。真夏なんかは、電車やエレベーターなどの狭い場所で、汗臭さに不快感を覚えたことのある方も多いのではないでしょうか。
ですが汗によるニオイは、原因さえ分かっていれば意外と簡単に防げるもの。
ということで今回は、今日から実践できる、汗によるイヤなニオイを防ぐ方法をご紹介します!
そもそもニオイの原因って?
汗をかくと「汗臭い」なんて言いますが、実は汗自体が臭っているわけではないんです。
原因は、汗をかくことによって、汗の成分にもともと身体にあった常在菌が反応し活性化することにあります。
つまり、汗をかいても、皮脂などの身体の汚れを普段からしっかり落とせていれば、それだけでもニオイを抑えることができるんです。
また、汗腺機能が低いと、良くない汗をかきやすく、身体に熱を溜め込みやすくなるため、熱中症になる危険性も。
では、どうしたらこれらを解決できるのでしょうか。
体を正しく洗いましょう
タオルでゴシゴシ擦れば取れると思っていた方は要注意。
顔を硬いボディタオルでゴシゴシ洗うのが肌に良くないのと同じで、身体もゴシゴシ洗うのは良くないんです。
大事なのは、ボディウォッシュや石けんをよく泡立てて、優しく洗うこと。
もう一つ重要なのが、身体を洗う前に、ぬるめのシャワーで1分ほど身体の汚れを洗い流すことです。これだけでも、汚れの半分以上は落とすことができます。
もし身体の垢が気になる方は、先にお湯に10~15分程度浸かってみて。表面についている垢がふやけて取れやすくなりますよ。
適度な運動を
運動を含め、汗をかく行為をすることで汗腺機能を高めましょう。
よく運動をしている人は汗をかいても清潔なイメージがありますが、汗腺機能の高い人のかく汗は水分が非常に多く、そもそも皮膚の常在菌が活性化する原因にならないんです。
ですが、発汗という行為自体を防ぐことはできないので、汗をかいたら、放置せずに制汗剤を使いましょう。
コンビニやドラッグストアにも売っているので、夏は鞄に常備しておくことをオススメします。
いかがでしたか?
汗によるニオイは、自分の生活や普段の意識を変えるだけで改善することができます。自分も周りも気持ちよく過ごせるように、上のポイントを参考にしてみてくださいね!
TEXT:FORZA STYLE