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【ナローポルシェの魅力】親子三代エンジニアリングに賭けたポルシェ家の遺産

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誤解を恐れずにマサカリで木をパッカーンと割るようにとらえると、ポルシェ博士がモータースポーツ黎明期からアウトウニオン時代の競技車両、市販車はVWビートル(いずれも設計事務所としての仕事)、息子さんのフェリーが356、お孫さんのプッツィが中心となってタイプ901型ポルシェ911を世に送り出したことになります(レースカーはまた別の機会に)。

この先は便宜上ポルシェ911としますが、911誕生に至る経緯は1959年の「695プロジェクト」までさかのぼります。企業としてのポルシェも永遠に356を作り続けることはできません。そこで4名乗車のGTを模索したり、ピニンファリーナなど外部デザイナーのアイディアも広く検討。

しかし、1962年にフェリーさんは決断します。「356で独自マーケットを開拓したからこそ今のポルシェがある。自動車メーカーとして後発の我々が後追いで他社のマネをしてどうするんだ!」と。要約するとこんな感じ。時にフェリー・ポルシェが53歳の代、プッツィ・ポルシェが27歳の代の頃の出来事です。



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