男性が少しくらい強引に迫らないと男女間の関係は進まない。
そんな考えを披露され、日頃はセクハラ的言動を見せないよう我慢している上司の本性を知った気がしたという璃子さん。
「いつもは我慢して抑えているだけで、『女には強引に迫るべき』とか本音では思っているように聞こえて、上司に対する見方が変わりました。セクハラのリスクは常に高いということも実感しました。なんかがっかりですね」
せっかく楽しんでいるドラマだが、その話題をきっかけとして璃子さんは「昭和的な男女の在り方こそ、本来あるべき姿」だと未だに信じている上司の本心を垣間見たようだ。「最初はただ楽しく話を聞けていたんですけどね」と、残念そうに語ってくれた。
ジェネレーションギャップとは、かくも埋めがたいものなのか。
「ふてほど」トークも程々に、令和に生きる昭和世代は価値観を一新していく必要があるだろう。
取材・文/中小林亜紀
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