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オジサンはどのセブンがお好み?マツダRX-7の三世代を振り返る

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■海外での人気により、中古車相場は高騰中

そんなRX-7ですが、平成10年(2002年)8月には生産終了が決定、24年続いたRX-7の歴史に幕を閉じる結果となりました。

いまRX-7に乗ろうとすると中古車を探すことになりますが、初代SA型が300万円〜400万円前後、2代目FCは200万円程度でもありますが、状態の良いものを優先させたいなら300万円〜。最終型のFDともなれば、300万円以上は確実で、特に平成21年(1999 年) 1 月以降に登場した後期型(MTモデル)では350万円〜、低走行で極上のモデルだと1000万円超のプライスが付く場合もあります。しかも近年、その価格は徐々に上昇してきているのです。

その理由は海外での人気。このRX-7のような日本のスポーツカーは、海外とくに北米でいま非常に人気となっています。加えて、その北米には、製造から25年を越えたクルマは輸入規制の対象外になるという、通称「25年ルール」があり、今年2024年は、1999年以降の後期型FDがちょうど製造25年を迎える年。海外のバイヤーたちが状態の良い中古のFDを買いあさっていることから、中古車相場が高騰しているのです。

ロータリーエンジンのピュアスポーツカーとしてはRX-8という後継モデルがありますが、RX-7には、やはりその時代に生まれたからこその価値と意義、そして他にはない特別な個性がありました。生産終了から20年以上経過していることを考えると、乗るならいまが最後のチャンス。前述したように相場が高騰しているなかではありますが、程度のいい個体を探して、RX-7とのカーライフを楽しんでください。

Text:Tachibana Kazunori,MMM-Production
Photo:MAZDA
Edit:Takashi Ogiyama



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