ジョッパー? ジョドファー? 地名が由来なので めくじらは立てずに
立春を迎えたとはいえ、まだまだ寒く、足元も冷える2月。ビジネスのシーンでも足首を冷やさないブーツを履こうと思うと選択肢は限られまして、その最右翼となるのがサイドゴアブーツ。
ただ、他にもおすすめのモデルがありまして、第168弾で紹介したいのは、ジョッパーブーツです。
サイドゴアブーツほど楽ではないにしても、シューレースを縛らずに履けて、足元をセクシーに飾るのがジョッパーブーツ。
"ジョッパー"とは、乗馬用のパンツのことで、インド北西部ジョードプル(Jodhpur)に住む人々が穿いていた白いコットンパンツからヒントを得て、騎馬部隊用に開発されたのがルーツです。
インド人の発音を元に曖昧に付けた地名が由来なので、いまだに「ジョドファー」や「ジョドパー」など呼び名も一定ではありません。
"ジョッパー"パンツとともに乗馬用に作られたブーツなので、足首に巻き付けたストラップを外側に取り付けられたバックルで固定し、脱げにくく、汚れの侵入を防ぐデザインが特長です。
では話をクルリンパと戻して、 ジョッパーブーツの投稿5選をご紹介していきます。
ジョンロブの「アボット」
まずは、15回目の登場となる@cgmh_kskさんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「アボット(Abbot)」 です。
ジョンロブの「ジョッパー2(JODHPUR II)」の後継モデル的な存在で、ラップアラウンドのクロスストラップがアクセントになったエレガントなシームレスヴァンプのブーツが「アボット」。
「ジョッパー2」は7000B番ラストを採用していましたが、「アボット」はアーモンドトウシェイプが特徴のブーツ用ラスト8695を履いているのもポイントです。
@cgmh_kskさんは、昨年新たに「アボット」を迎え入れ、しっかりプレメンテしてからビンテージスチールを装着。早速履きおろして、今年の寒い冬に大活躍しているようです。
少しグレーがかった色みが特徴的なブラックのミュージアムカーフは美しく磨かれて、完璧なほどの色気を醸し出しています。
@cgmh_kskさんも記載されていますが、足首ホールド強めが苦手な方にジョッパーは本当におすすめ! さらに、他のブーツにはない、なんとも言えないセクシーさが醸し出されます。
今後、育っていく姿を拝見したいので、引き続きたくさん投稿してください!