ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

「クズ亭主と離婚します」→3か月後「待望の二人目妊娠したの」離婚するする詐欺。常習犯のママ友とは絶交すべきでしょうか?

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

「毎回、夫とは離婚する!と言うママ友がいたんです。最初は親身になって話を聞いてたんですが、だんだん疲れてきちゃって」

そう苦々しく笑みを浮かべながら語るのは、地方在住の山口沙織さん(32歳・仮名)だ。

価値観や育った環境が違う二人が、夫婦生活を長く続けることは簡単ではない。厚生労働省が令和元年に発表した人口動態統計月報年系(概数)では、同居期間別にみた離婚件数は5年未満が全体の32.9%を占めている。次いで「20年以上」が20.8%、「5年から10年」が20.6%、「10年から15年」が14%、「15年から20年」が11.7%という結果だ。

危機コンサルタントの平塚俊樹氏は言う。

「離婚する女性の特徴は、自立していて自分軸がある人が多い傾向にあります。一方で離婚しない女性は依存心、執着心が強い人。離婚すると『これまで夫や家族に対してリターンが得られない』と婚姻関係を破綻したら損をすると考えている人が多い傾向にあります。子どもの有無、親の介護問題、離婚理由にはさまざまな理由があります。夫婦は仲良くいたいものですが、不仲でも離婚しない夫婦はたくさんいますよ」

今回は30代主婦が体験した、ママ友による「離婚するする詐欺」に巻き込まれた件についてリポートしていきたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

沙織さんは生まれ育った町で、夫と3歳になる息子と暮らしている。

都会ともいえず田舎ともいえない「トカイナカ」が出身地であるため、近くのショッピングモールやスーパーへ行くと同級生や知り合いに会う確率も高い。

今回トラブルのもとになったママ友(A子)は、もともと沙織さんと高校が一緒だったよう。学生時代は接点がなかった二人だが、結婚・出産のタイミングが重なり共通の友人を介して親しくなった。

子どもの年齢が一緒なのでお互いの自宅を行き来しあうようになり、公園にもよく連れて行ったよう。

沙織さんとA子の夫は週末も仕事のため、沙織さんと息子、A子とA子の息子、4人で遊ぶことが増えたのだ。

©︎gettyimages

次第に仲が深まる二人。ある日いきなりA子から夫婦関係についての相談を受ける。
「実は、うちの旦那はヤバくてねー。会社を立ち上げたのはいいけど朝帰りは当たり前。家のことは何もしないの。おまけに生活費わざと少なく渡すんだ......」

A子の自宅は沙織さんたちよりも広く、子ども用のおもちゃや洋服は一般的な量販店では取り扱っていない、専門店やセレクトショップで購入している。生活に余裕があっていつも明るいA子を見ると、夫との関係で頭を抱えているなんて想定外だったのだ。

話によるとA子夫は喧嘩になると経済的DV、モラハラ発言をするようだ。子どもに関する費用は払うが、A子が自由に使うお金は一切使わせないらしい。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5