安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。
トヨタの最高級乗用車「センチュリー」の価格は2500万円。そんなセンチュリーが安く思えてくる、世界の高額車をいくつかご紹介しましょう。
■パガーニ ウアイラ トリコローレ8億7400万円
イタリアのハイパーカーメーカーであるパガーニが2021年に販売した、同社の最上級車ウアイラの限定モデル、「ウアイラ トリコローレ」は、イタリア空軍のアクロバットチーム(フレッチェトリコローリ)の設立60周年を記念したモデルとして、2021年に3台のみ販売されたもので、その価格は550万ユーロ(8億7400万円)。
ウアイラ トリコローレは、イタリア空軍のアクロバットチーム(フレッチェトリコローリ)の設立60周年を記念したモデル。イタリアカラーのストラップがボディサイドに入っている
エンジンはAMG製の12気筒ツインターボを搭載し、最高出力は840hp、最大トルクは1100Nmを発生。しかもパガーニが独自に開発したカーボンチタンの超軽量素材が使用されており、乾燥重量は1270kgと超軽量。0~100km/h加速は3.1秒、最高速は360km/hにも達するそう。ボディ各所には、イタリア空軍アクロバットチームへのオマージュが施されており、飛行機好きも楽しめるモデルです。
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