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「おじさんが羨ましい」リトラクタブルライト、ライトウエイト、キャブ…現代では味わえない車の楽しさ

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■とにかくヘッドライトがかっこよかった!!

スイッチを操作するとウィーン!! とヘッドライトが出現するリトラクタブルヘッドライトは、昭和のスポーツカーを特徴づける装備のひとつでした。トヨタ「MR-2」や「スプリンタートレノ」、マツダ「RX-7」などが代表的です。

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トヨタ スプリンター トレノ。1983年(昭和58年)の登場だ

しかしリトラクタブルヘッドライトは、展開時に空気抵抗が増すことや、開閉機構搭載による重量増、製造コストの高さ、突出したライトの形状が対人事故の際に危険であることなどの理由で、次第に採用されなくなっていきました。現在のクルマのヘッドライトは、LEDライティング技術によってデザイン性が高くなりましたが、このリトラクタブルヘッドライトのギミックは、現在のクルマにはない、ワクワクさがありました。

 

■軽量であることから、走りが軽快で楽しかった

昭和のクルマは現在よりも安全機能や快適装備が少なかったためかなり軽く、たとえば、1000ccクラスの初代ダイハツ シャレードの車重は630kg、初代日産 チェリーの車重は670kg。

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1977年(昭和52年)に発売された初代ダイハツ シャレード。小ぶりでも優れたパッケージングで室内は快適な広さを保っている

シャレードやチェリークラスのクルマは、現在はあまりないので比較が難しいですが、たとえばコンパクトクロスオーバーSUVのクロスビーだと960kgあります。同じくらいの車重で探すとなると、ダイハツ ミライースの670kg(2WD)という感じでしょうか。一般的な乗用車でもこれだけ軽いと、キビキビと軽快に走ることができたことで、多くの人が走りを楽しんでいたような気がします。



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