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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【メンヘラ三男嫁の代わりに、私が孫育てしなければ…】63歳専業主婦の「こんなハズじゃなかった日常」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

「世のお姑さんって、お嫁さんとはどんな関係を保っているのでしょうか。三男嫁は精神が弱くヒステリック、いつ離婚するかヒヤヒヤです」

©️Getty Images

深いため息を漏らしながら話すのは、九州地方で暮らす山田喜美子さん(63歳・仮名)だ。

三人の息子がいる彼女。息子たちはそれぞれ家庭をもち、現在は勤めていたパートを退職してまったり過ごしているようだ。営業職だった夫も再雇用で定年を終え、これからの老後人生をどう過ごすか模索中なのだが、そんな彼女を悩ませる三男嫁がいるらしい。

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は言う。

「嫁姑問題は根が深く、簡単に解決できないからこそ厄介な問題です。姑がウザい、干渉してくるといった嫁側と、もう少し連絡を密にしてほしい、こちらの主張を聞いてほしいという姑側の意見がぶつかり合っています。

実際、息子のお嫁さんに言いたいけど言えないと感じている姑さんは多い傾向にあります。言いたいことを我慢してよい関係を保っている50代、60代女性は多いですよ。お嫁さんに嫌われてしまうと孫や息子に会いづらくなってしまいますから」

今回は、息子のお嫁さんとの関係に悩む、60代専業主婦の苦悩をリポートしていきたい。

 


 

「私には三人の息子がいます。長男夫婦は事業を立ち上げていて、子はいないのですが二人仲よく暮らしています。次男はしっかりしたお嫁さんと出会って二人の子どもに恵まれ、休みの日は遠出したり旅行へ出かけたりと、いつも楽しそうです。

問題なのが、三男の家庭なんです……。三男嫁は精神が弱く、性格は怒りん坊で甘えん坊といいますか、よく家でヒステリックを起こし子どもの前でも激しい夫婦喧嘩をするのが日常茶飯事なようで……」

三男たちは実家から10キロ圏内に住んでいるため、孫の面倒を見ることも多いようだ。喜美子さん自身も「孫育て」は苦ではない様子。孫らは皆、おじいちゃんおばあちゃんが大好きで最低でも週に1回はテレビ通話をしているようだ。「お休みの日はじぃじばぁばのお家に行く!」と言ってもらえるほど、実家に来るのを楽しみにしている。

スマホやデジタル機器に疎い喜美子さん夫婦だったが、孫が産まれると写真や動画データを保存するため、スマホの本を買ってまで勉強し使いこなせるようになった。

最近は流行の某キャラクタースタンプを購入したので、それらを使って孫たちとチャットのやり取りを楽しんでいるらしい。

問題の三男嫁は、パッと見る限りは天真爛漫で楽観的。しかしメンタルが不安定で喜怒哀楽が激しく、感情をありのままに発言するため周りを困惑させる「メンヘラ困ったちゃん」なのだ。

「三男嫁は美容関係のパート勤めなんですが、家事育児の息抜きがしたいと言って幼稚園児の孫二人を事あるごとに預けます。毎週金曜から日曜はこっちでお泊まりしているのに、ゴールデンウィークのような連休もです。

理由を聞くとお嫁さんのジムや美容室、趣味のためにお願いされることが多く……。私も仕事はしていないので面倒を見るのはいいんですが、やはり60代なので体力がもたなくキツく感じるときはあります。断りたいのですが、三男嫁が子どもに対する態度を見ていると、自宅にいるよりじじばばの家に来たほうがいいのではと思ってしまうんですよね。

三男嫁は私に直接『子どもをかわいいと思えない、里子に出そうかとも考えた』なんて言うんですから。仕事の人間関係で嫌なことがあると実家でも泣き出すし、精神が不安定だから家の雰囲気もあまりよくなさそうなので」

このように母親が情緒不安定なら孫に影響があると思い、子育てのサポートをしている喜美子さん。

三男の仕事は夜勤あり三交代シフト制のため、土日祝も不在なことが多い。そのため嫁はフルタイムからパートへ働き方をチェンジ。息子の代わりにといろいろサポートしていたが、どうやら嫁はそれが当たり前と思っており、あまりにも人の感情を考えられないためサイコパス要素も兼ね備えているのではないかと感じているらしい。



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