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【おじさんは見た・乗った】1989年は日本車が世界の頂点に!どんなクルマがあったのか?

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■絶滅危惧種だったライトウェイトスポーツを復活させた「ユーノス ロードスター」 

ハイテクな装備や高性能なエンジンを持たず、軽量かつシンプルな設計が特徴である、ユーノス「ロードスター」。その初代ロードスターが誕生したのも1989年でした。ロードスターのようなライトウェイトスポーツは、1950年~1960年代に世界の多くのメーカーから登場していたものの、安全基準の厳格化や環境問題の影響で次第に縮小。1980年代当時は絶滅に近い状態でした。

そんな時代に登場した初代ロードスター。エンジンは1.6リッターの直列4気筒、最高出力120psというパワーは、他のスポーツカーと比べるとやや見劣りするスペックでしたが、車両総重量950kgという徹底した軽量化と、前後重量配分50:50という重量バランスの適正化を追求。

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1989年に登場した初代ロードスター。リトラクタブルヘッドライトの愛嬌あるフロントマスクも人気だった

「パワープラントフレーム」とよばれる、トランスミッションとリヤデフを、アルミニウムのフレームで直結配置したシャシーは、アクセルペダルのオンオフ操作でデフが捩れるような余計な動きを抑えて、ダイレクトなレスポンスを実現し、サスペンションには高性能なダブルウィッシュボーンが採用することで、操縦安定性も確保していました。

これらによって、ドライバーの意思に忠実に反応し、正確で快適な走りを実現した初代ロードスターは、当時の価格で約170万円というリーズナブルな価格の効果もあり、世界中で大いに話題に。失われかけていたライトウェイトスポーツの魅力を復活させることに成功したのです。



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