「30分くらい経ったところで、一瞬、リビングから泣き声が聞こえたんです。会議も大詰め、私が話しているターンだったので、オフることもできず、そのまま続行。幸い、鳴き声はすぐやみました」。
その後、しばらくして会議は終了。予定より早く終わったことに安堵し、かなえさんは急いで子供のところに駆けつけたという。
「どうやら、長男のタブレットが閉じてしまって駄々をこねたのが鳴き声だったみたい。長女が何とか宥めたと自信満々に話していて、夫よりよっぽど頼りになるなと思いましたよ」。
この後、かなえさんは本当に夫が子供より、子供であることを知ることになる。夜になって自室から出てきた夫が昼間のことを軽く謝ったらしい。
「俺も忙しくてさ、とかなんとか言っていましたね。本当に調子がいいなと思っているとさらに、信じられない暴言を吐いたんです」。
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