【続きはコチラ】校則で禁じられているメイク。注意される人と注意されない人がいる不条理を子供にどう説明するのか？高校生の身だしなみについて考える母親の苦悩

「化粧をしたり、スカートを短くする行為は、自分から危険に向かっているようなものだ！と言われたというのです。言わんとしているのは、派手にしているから痴漢に狙われたり、事件に巻き込まれたりするということでしょう。正直、これは時代遅れの回答だなと思わざるを得ませんでしたね。男性教諭にも女性教諭にも同じようなことを言われたと話していました」。

確かに見た目で判断されることがあるのも事実だ。しかし、これは「露出をしているから痴漢にあっても仕方ない」と同義語にも映る。

「もちろん、先生方が伝えたいこともわかります。それに長女の言っていることを鵜呑みにするつもりはありません。私にはいいように話すでしょうから。でも、長女の発言がすべて間違っているとも思わないのです。世間の大人はどう考えるのかな？」。

精力的に生徒や学校に働きかける長女に対し、あまりよく思っていない先生もいるようで、先日玲さんのもとに電話がかかってきたという。