ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

Z世代と昭和世代は絶望的に違う。「なんで手も握らないの?」 臆病すぎる男子に悩む女子高生たちの本音。

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

SNSは人の出会いを大いに増やしてくれる便利なツールである。

しかし、ある調査では、いわゆる「Z世代」と呼ばれる人たちの5割が「恋人がいたことがない」と回答したという。「今の子たちはどうなっているんだ?」という疑問を抱く人も多いだろう。

「インターネットがあって当たり前の時代」に生まれた1990年代半ば~2010年代に誕生した「Z世代」。彼らにはネットリテラシーが高いなどの特性があると言われているが、そのことと彼らの恋愛事情は何かしらの関係があるのだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

©Getty Images

「今の高校生たちも彼女が欲しいなーとか、彼氏が欲しいなーとか、言っていますよ。なのでその辺は私が学生の頃変わらないとは思います。でも……」

そう言って小首をかしげて考え込むのは都内の共学私立高校で教師をしている愛さん(33)。

「男子生徒は特に悩んでいますよ。女の子にどんな風に話をして、どんなことをすれば喜んでもらえるのかが、わからないんだそうです。

SNS上で『女の子がときめく方法』みたいなものが溢れかえっていて、どれを参考にすればいいのかパニックになるって頭を抱えていました」

愛さんはそう言って笑う。

「実際に『女の子がときめく方法』を実践したら、『SNSに載っていたあれの真似でしょ?』って女の子に言われて、固まって動けなくなっちゃったって言っている子もいました。

でもまあ、果敢に挑戦しているだけマシです。たいていの子たちは、ネット上で情報をたくさん得て、頭でっかちになって、結局何もしませんから」

愛さんが言うように、確かにSNS上には『モテる方法』で溢れている。大人の愛さんから見れば、そんなものに振り回されている男子高校生たちはかわいらしく感じられるが、同世代の女子高生たちにはかなりウケが悪い。

「自分のことを明らかに好きだとわかる男の子が、その雰囲気を出したまま何もしてこないことに怒る女子高生は結構います。

『別に好きじゃないけど、そっちが好きって言うなら付き合ってあげてもいいと思ってる。なのに何もしてこないからカッコつけてて気持ち悪い。手を出してくるのが自然でしょ』って本人に言っちゃった子もいました、すごいですよね」

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏が言う。

「現在は、積極的な女子高生がクラスの男子高校生の未熟をからかう構図が多い。いじる女子高生と、いじられる男子高校生ですね。彼女の方から彼氏に写真を送ってとねだり、渋々彼氏が自撮りを送ると、彼女がラインで女友達に『これが私の彼氏』と紹介し、それがショックで不登校になってしまった子もいました。昭和世代とは隔世の感がありますが、これが令和の現実です」

女子高生による赤裸々な恋愛事情暴露はまだまだ続く。

続きは次回記事、「『寒いと言っても手も握ってこない』傷つくのが怖い男子高校生と、積極的な女子高生の深刻ギャップ」で詳報する。

Text:女の事件簿調査チーム



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5