新型MINIの販売スケジュールが判明。BEVは2024年後半、エンジン車は新年早々に受注開始ってマジ!?

現状を把握すべくドイツのミニ公式サイトを見ると、ミニの生みの親であるアレック・イシゴニスとエンツォ・フェラーリのツーショット写真が掲載されていました。後方にはエンツォの愛車、1.3Lエンジンを搭載しオースチンのエンブレムを付けたクーパーSが……。モデナナンバーなので一目でエンツォの愛車とわかるのでした。日付は1964年9月8日。

2台目か？　それとも3台目か？　諸説あるようですが、1.1L時代のクーパーSを含め、少なくとエンツォは2台のクーパーSを所有してきたことが判明しているといいます。この写真はアレックが個人的にエンツォに直接手渡した特別なクーパーSなんだとか。

「エンツォは異なる3台のクーパーSを所有していた。退屈になると山へ出かけ振り回してドライブを楽しんでいた」そうな。エンツォと同じF1ファミリーの一員であるジョン・クーパーの証言だけに、ひょっとしたらジョンが橋渡しとなって、写真のクーパーSをアレックがプレゼントしたという可能性もあるでしょうか。詳細は本国サイトをご覧ください。

というワケで今回は新世代ミニの日本導入スケジュールとクラシック・ミニにまつわるエピソードをお届けしました。エンジン車は若干デザインが異なるようですが、オンタイムのスケジュールなら発表は間もなく。楽しみに待つとしましょう。

Text：Seiichi Norishige

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