安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は？ さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。
1997年に発売された、ホンダ初代「シビック タイプR」。軽量コンパクトなボディにホンダこだわりのチューンが施され、高い運動性能とレーシーな雰囲気が魅力のモデルでした。シビックタイプRといえば、いまやホンダの高額モデルの筆頭であり、最新型はおよそ500万円にもなりますが、当時の価格はなんと199万8000円。
もちろん、時代背景も違いますし、性能も装備も異なりますので、当然といえば当然なのですが、安くて楽しいクルマというイメージから大きく変化したのは事実です。シビックタイプRの歴史をたどりながら、そんな変化を遂げた理由を振り返ってみましょう。
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