まだまだ暑さが残りますが、秋らしい雰囲気は取り入れたい!
まだまだ 30℃越えの真夏日が続きますが…、8月23日には二十四節気でいう「処暑」を迎え、厳しい暑さも峠を越えて、朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてくる季節。のはず。
どうにか秋の気配を感じ始めたら、着こなしに取り入れたくなるのは茶色(ブラウン)。ということで、第142弾では 茶色の靴をピックアップしたいと思います。
木や土、大地といった自然を感じさせる"茶色"って、"温もり"や"居心地の良さ"など安心感があり、物悲しくなりがちな秋にもってこいな色。
渋い色なので若い世代には苦手や嫌いという人が多いんですが、年齢を重ねるにつれて好嫌が強くなっていき、似合うようにもなってきます。
そして、茶色の補色は 暗いトーンの青。正反対の印象を与える補色の関係にある色同士は、お互いを引き立てる効果があることから、イタリアの伊達男たちはアズーロ・エ・マローネ(青と茶)の組み合わせを好むわけです。
ネイビーが主流な日本のスーツシーンにも茶靴は合います。ビジネススタイルが変化し、緩和された現在なら黒靴一辺倒ではなく、茶靴という選択肢も大いにアリではないでしょうか?
では話をクルリンパと戻して、茶色の靴の投稿5選をご紹介していきます。
ジョンロブの「ウォーウィック」
まずは、大人の足元に欠かせないグルカサンダル、夏に欠かせないサンダルの回に続いての登場となる@saab_9096さんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「ウォーウィック(WARWICK)」です。

ジョンロブのプレステージラインから 2003年に登場した 5アイレットのオックスフォードシューズ「ウォーウィック」。
クリエイティブディレクター、アンドレス・ヘルナンデス氏が、「スタイルもバランスも完璧。もっとも美しい一足」と評価したモデルは、2015年にその特徴であるウィングキャップと、カウンターに走る2列のステッチを纏い、より印象的な姿で復刻を遂げました。
@saab_9096さんの「ウォーウィック」は、マロンカラーが美しい一足。切り替えられたトゥ部分が輝くほどに綺麗に磨かれており、惚れ惚れします。
ネイビーのパンツとのコントラスト、合わせたホーズの淡い感じも素敵で、秋らしい雰囲気が漂っていますね。
今回初めてサンダル以外の投稿でピックアップさせて頂きましたが、素晴らしい靴をたくさんお持ちなので、今後もたくさんの投稿を楽しみにしています。